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授業の概要(ねらい) |
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私たちは日頃からたくさんの「学び」に触れているが,その「学び」すべてを意識しているわけではない。学ぶということを心理学的に知ることで,「学び」をさらに深めることができる。この講義では,学校場面だけでなく,生涯にわたる「学び」について心理学的に解説する。
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2. |
授業の到達目標 |
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学びに関する心理学の基礎用語を説明することができる。 学ぶ意欲を高める方法を列挙することができる。 知識を獲得するための効果的な方法を説明することができる。 書くことにより学びを深めることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業への参加度10%,LMSを利用した中間試験20%,小論文30%,学期末試験40%で総合的に評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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教科書:指定しない。資料を用いて授業を進める。 参考書:市川 伸一(著) 『学習と教育の心理学 増補版(現代心理学入門3)』 岩波書店 他,授業の中で適宜紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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資料やノートをみて復習し,必要に応じて自ら調べ,知識を身に付ける。その上でLMSを利用した中間試験を受験する必要がある。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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第1回イントロダクションに必ず出席し,この授業の進め方をよく理解した上で受講すること。 グループ活動を通して理解を深めたり,お互いの小論文を採点し合ったりするため,授業への積極的な参加が求められる。 授業の計画は進行状況に応じて調整する場合がある。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 「書く」ということと「学び」 | 【第3回】 | 内発的動機・外発的動機 | 【第4回】 | 学習動機 | 【第5回】 | 動機づけの理論 | 【第6回】 | 意欲を高める方法 | 【第7回】 | 学習理論:行動主義における「学び」 | 【第8回】 | 学習理論:認知主義・状況主義における「学び」 | 【第9回】 | 知識の獲得 | 【第10回】 | スキルの獲得 | 【第11回】 | 個性に応じた教育 | 【第12回】 | 授業 | 【第13回】 | 教えて考えさせる授業 | 【第14回】 | 自分の考えを人に伝える | 【第15回】 | 広がる「学び」の場 |
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