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授業の概要(ねらい) |
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観光・宿泊施設は、ハード面(建物・設備)がいくら立派でも、ヒューマン面(人的おもてなし)が劣っていてはリピーターづくりはできない。人と人が接するときに大切にしたい「おもてなし」の精神、言葉づかい、気遣い、思いやり、心のふれあい等、どのようにすれば相手に満足を与え感動していただけるのか? ディズニーが教える「感動を与える最高の方法」、エアーラインが実践する「サービス五原則」、ザ・リッツ・カールトン・ホテルの「サービス・バリューズ」、日本独自の相手を思いやる「江戸しぐさ」など、ホスピタリティ(おもてなし)戦略を取り上げ、具体的に研究していきたい。 これらは、社会人としても身につけなければならないマナーでもある。サービス業界だけでなく日常生活において、友人・家族との間にも十分生かせるものである。他人への好感度如何によって人付き合いの良否も決まってくる。社会に出て一番の悩みごとが人間関係なので、良好な「対人関係のつくり方」も取り上げたい。 観光産業としてホスピタリティの重要性がますます高まっているので、「おもてなし」の具体的実践事例を多くとりあげ“わかりやすく楽しく”説明したい。また、就職活動時や社会人に求められる基本的マナー(挨拶・お礼・メールマナー・敬語の使い方等)も実践指導していく。
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授業の到達目標 |
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春期では、第一印象・挨拶・笑顔の大切さ、満足・感動を与えるサービス、ホスピタリティと顧客満足(CS)、ホテル・エンターテインメント施設(ディズニー)を中心としたホスピタリティ産業の取り組み等についての理解を目標としたい。また、社会で一番大事な人間関係づくりのポイントについても指導したい。
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成績評価の方法および基準 |
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授業への参加・取り組み度を30%、期末試験・レポート結果を70%として総合的に評価する。接客に関して自主研究発表をした学生(希望者)には成績加点する。
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教科書・参考書 |
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テーマに応じた講義プリントを配付する。 参考文献:ディズニー・インスティチュート著『お客様を感動させる最高の方法』日本経済新聞出版社 山上 徹 著『ホスピタリティ・ビジネスの人材育成』白桃書房 松坂 健 著『ホスピタリティ進化論』柴田書店 高野 登 著『サービスを超える瞬間』かんき出版 中谷彰宏 著『あなたのお客さんになりたい!最強版』三笠書房 越川禮子 著『江戸の繁盛しぐさ』 水尾順一 著『わくわく接客・ときめき販売』産能大学出版部 ほか
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準備学修の内容 |
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前週に資料収集(書籍・専門誌・インターネット等から)の内容を連絡するので、準備して授業に臨むこと。 また、授業の最初に「前回の授業のポイント」を復習する。
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その他履修上の注意事項 |
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講義は一方的にならないようにしたいため、積極的に発言・発表してほしい。大学で「何を・どのように学び自分自身を成長させたらよいか」についても、その都度指導していきたい。 「考える→自分の言葉で表現する」訓練をすることによって社会人基礎力を育成する。 就職活動に活かせる事例を多く取り入れ指導していきたい。この授業はスタート時から授業中の私語や居眠りはない。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業方針・講義計画説明 | 【第2回】 | 顧客満足を与えるサービス(1) | 【第3回】 | 顧客満足を与えるサービス(2) | 【第4回】 | ディズニーが教える「感動を与えるサービス」(1) | 【第5回】 | ディズニーが教える「感動を与えるサービス」(2) | 【第6回】 | サービスとホスピタリティ(「おもてなし」の心)の相違性(1) | 【第7回】 | サービスとホスピタリティ(「おもてなし」の心)の相違性(2) | 【第8回】 | サービス五原則(第一印象・挨拶・笑顔) 好感度を高めるには? | 【第9回】 | サービス五原則(身だしなみ・言葉遣い) 好感度を高めるには? | 【第10回】 | リッツ・カールトン・ホテルの「クレド・モットー」「サービス・バリューズ」 | 【第11回】 | 顧客満足(CS)と従業員満足(ES)の関係、リピーターづくりと顧客管理 | 【第12回】 | 「接客方法」や「おもてなし」等に関する自主研究発表(希望者) | 【第13回】 | クレーム・コンプレインとその対処方法(事例研究) | 【第14回】 | 就職活動対策としての基本的マナー(面接・挨拶・表情等) | 【第15回】 | 春期のまとめ・試験 |
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