Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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フードサービスマネジメント論 尾川 佳子
選択  2単位
【現代ビジ】 17-2-2120-3347-03

1. 授業の概要(ねらい)

 「食べる」ことは人が生きていく上で必要不可欠であり、また食べることの喜びは人生を豊かにしてくれます。

 フードサービス(外食産業)は、今や身近なものであり、広大な産業となりました。スローフードからファストフード、そしてB級グルメと様々なジャンル、日本各地・世界各国の料理が手軽に楽しめる時代です。

 2013年には、和食が無形文化遺産として登録され今後も更に注目される中、日本人として世界に誇る和食を正しく理解することが重要です。

 この授業では、「食」の基本から食の文化やテーブルマナーについて知識を深め、フードサービスのマネジメントとは何か、飲食業経営の基本など、事例研究や模擬演習を採り入れながら体系的に学びます。

2.
授業の到達目標

・「食」についての興味をさらに深めることで、フードビジネス産業の現状・特色を理解する。
・フードサービスには必要不可欠である和洋テーブルマナー、サービス業の「おもてなし」接客マナー、ワインの基礎知識を習得する。

3.
成績評価の方法および基準

 受講態度    20%
 授業内課題   20%
 テスト     60%
 (欠席は原則として5回までとします)

4.
教科書・参考書

・テキスト:特に指定しない。授業内で適宜プリントを配布する。

・参考図書:『フードコーディネーター教本2016:3級資格認定試験対応テキスト』柴田書店
      『現代フードサービス論』創成社

5.
準備学修の内容

・前回の授業内容を復習してください。
・外食時には、お店の雰囲気、メニュー、味、サービスなど、関心を持って観察してくださ
い。

6.
その他履修上の注意事項

・積極的に授業に参加してください。プレゼンテーション、ディスカッションを課することもあります。
・授業中は携帯電話をマナーモードにしてください。
・遅刻/途中退室の場合は理由を伝えてください。
・私語や雑談は慎んでください。授業の妨げとなる場合は退室いただくこともあります。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
「食」について
 食育・美食学
【第3回】
 日本の料理・食文化・作法・しきたり①
【第4回】
 日本の料理・食文化・作法・しきたり②
【第5回】
 世界の料理(主にヨーロッパ)・食文化・テーブルマナー①
【第6回】
 世界の料理(主にヨーロッパ)・食文化・テーブルマナー②
【第7回】
 ワインと酒①
【第8回】
 ワインと酒②
【第9回】
 フードビジネスマネジメントとは
 ~外食産業について
【第10回】
 フードサービスの接客マナー CSについて
【第11回】
 スターバックスの成功 事例研究
【第12回】
 サイゼリヤ 事例研究
【第13回】
 フードサービス ケーススタディ
【第14回】
 ディスカッション
【第15回】
 総まとめと確認テスト