Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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韓国文化論 II 原  智弘
選択  2単位
【外国語】 17-1-1410-1958-16

1. 授業の概要(ねらい)

 韓国及び朝鮮への理解を深めることがこの授業の目的です。文化を知るためには歴史に対する知識が絶対に必要です。そのため、まずは韓国の歴史について、文化に関する点に重点をおきながら講義します。
 そのうえで、映画・ドラマ・ドキュメンタリーなどの映像作品を糸口に、韓国の歴史・文化について解説を加えていきます。
 現在日本で流布している韓国・朝鮮の情報はまさに玉石混交の状況にあります。こういった情報の氾濫の中で、何が一体正しい情報なのかをより分ける上でも、韓国・朝鮮に関する正確な知識は重要あり、本講義でもこの点に注意を払いながら授業を行っていきます。

2.
授業の到達目標

 ①韓国朝鮮の基礎的な歴史・文化について説明できる。
 ②世に流布している韓国朝鮮に関する情報に対して、根拠をあげながら批判できる。

3.
成績評価の方法および基準

 平常点:40% テスト:60%(テストで一定以上の点数を取らなければ落第とする)

4.
教科書・参考書

 授業時に適宜指示する

5.
準備学修の内容

 授業開始前に前回の授業内容を確認すること。

6.
その他履修上の注意事項

 ①欠席をしないこと(3分の1以上欠席した場合、特別な事情がない限り、評価の対象とならない)
 ②積極的に授業に参加すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス
【第2回】
 近代移行期の朝鮮社会
【第3回】
 植民地期の朝鮮社会①
【第4回】
 植民地期の朝鮮社会②
【第5回】
 植民地期の文化① 
  各種映像作品
【第6回】
 植民地期の文化② 
  「内鮮融和」と反日運動
【第7回】
 植民地期の文化③ 
  モボとモガ、本ブラ
【第8回】
 植民地期の文化④ 
  文化財
【第9回】
 解放直後の朝鮮社会①
【第10回】
 解放直後の朝鮮社会②
【第11回】
 解放以降の韓国① 
  各種映像作品
【第12回】
 解放以降の韓国② 
  朝鮮戦争
【第13回】
 解放以降の韓国③ 
  経済成長
【第14回】
 解放以降の韓国④ 
  民主化
【第15回】
 まとめ