1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講義は、近代日本(19世紀・20世紀)の様々な思想について学ぶ。思想の研究は、その思想を生み出した人物や歴史的背景を理解しなければ、抽象的で無味乾燥になる恐れがある。そうならないために、出来るだけ具体的な歴史背景や人物に言及しながら、授業を進めていきたい。時代的には幕末から第一次世界大戦まで取り上げる。
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2. |
授業の到達目標 |
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近代日本の背景にある思想を学ぶことによって、現代日本に関する理解を深め、思考能力と分析力を高める。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・定期試験(70%) ・出席(30%)
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4. |
教科書・参考書 |
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・教科書:特に指定しない。 ・参考書:授業時に適宜紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業ノートを読み返し、復習する。また授業で紹介する参考文献を読み、知識を広げる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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積極的な質問を期待する。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業の説明 | 【第2回】 | 明治維新を生み出した思想I 儒教、水戸学、国学 | 【第3回】 | 明治維新を生み出した思想Ⅱ 蘭学 | 【第4回】 | 「尊王攘夷」、「王政復古」、「富国強兵」の思想 | 【第5回】 | 欧米の思想と明治期の改革 | 【第6回】 | 自由民権の思想とその実態 | 【第7回】 | 社会進化論の影響 | 【第8回】 | 保守派の思想、国粋保存の思想 | 【第9回】 | 憲法を生み出した思想 | 【第10回】 | 興亜の思想Ⅰ (日本とアジア) | 【第11回】 | 興亜の思想Ⅱ (日本とアジア) | 【第12回】 | 日清・日露戦争とその思想的影響、政党政治と議会中心主義 | 【第13回】 | 社会主義・アナーキズムの台頭(大逆事件など) | 【第14回】 | 明治天皇の崩御、天皇機関説論争 (憲法の解釈をめぐる論争) | 【第15回】 | 総まとめ |
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