1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講義は、近代日本の様々な思想について学ぶ。思想の研究は、その思想を生み出した人物や歴史的背景を理解しなければ、抽象的で無味乾燥になる恐れがある。そうならないために、出来るだけ具体的な歴史背景や人物に言及しながら、授業を進めていきたい。時代的には、第一次世界大戦から第二次世界大戦までを取り上げる。
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2. |
授業の到達目標 |
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近代日本の背景にある思想を学ぶことによって、現代日本に関する理解を深め、思考能力と分析力を高める。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・定期試験(70%) ・出席(30%)
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4. |
教科書・参考書 |
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・教科書:特に指定しない。 ・参考書:授業時に適宜紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業ノートを読み返し、復習する。また授業で紹介する参考文献を読み、知識を広げる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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積極的な質問を期待する。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業の説明 | 【第2回】 | 第一次世界大戦の影響(1)―戦争がもたらした社会の変化と思想 | 【第3回】 | 第一次世界大戦の影響(2)―共産主義(ボルシェヴィズム)と日本 | 【第4回】 | 政党政治、議会主義の思想とそれに対する批判 | 【第5回】 | ファシズムの台頭と日本 | 【第6回】 | 国家総動員の思想的背景(全体主義) | 【第7回】 | 第一次世界大戦の終焉と新アジア主義の台頭 | 【第8回】 | 国際連盟の思想的背景―平和主義、軍縮、国際協調 | 【第9回】 | 個人主義とフェミニズム | 【第10回】 | 国際連盟に対する批判―革新右翼の思想・保守主義 | 【第11回】 | 1900年代の日本の共産主義とその思想 | 【第12回】 | 大東亜共栄圏の思想 | 【第13回】 | 戦後の思想(1)―占領が及ぼした変化 | 【第14回】 | 戦後の思想(2)―戦後の平和主義とその問題 | 【第15回】 | 総まとめ |
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