Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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基礎中国語 VIII 佐藤 淳平
必修  1単位
【外国語】 17-1-1410-4684-06

1. 授業の概要(ねらい)

 本授業は、春学期に90分の授業を週8コマ、15週学習した中国語コースの学生、ないしはそれと同等の中国語力を持つ者を対象とするコースである。前学期に続き、読む・書く・話す・聞くの四つの技能をバランスよく発展させることを目指しながら、2017年12月3日(日)実施のHSK(漢語水平考試)での2級合格を確実なものとするため、リスニング力、語彙力の強化と、基礎文法の理解に特に力を入れる。

2.
授業の到達目標

 1)300-400語程度の基礎単語の意味を理解し、ピンインと漢字(簡体字)で書くことができる。
 2)上記の基礎単語で構成されたセンテンスを正確に聞き取ることができる。
 3)HSK2級レベルの基礎文法を十分に理解し、その要点を他者に説明することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 Quiz 30%
 中間試験 30%
 期末試験 40%
 ※Quizは授業中に行う聞き取りの小テストで、学期中に10-12回実施する。15点満点で平均点の倍数を成績の30%とするため、授業を欠席した場合、2.5点(12回実施)から3点(10回実施)の減点となる。

4.
教科書・参考書

 宮岸雄介(著)、株式会社スプリックス(編)『中国語検定HSK公認テキスト2級 改訂版』株式会社スプリックス、2016年。

5.
準備学修の内容

 1)教員の指示にしたがい然るべき準備をした上で授業に臨むこと。
 2)十分な復習によって授業の学習内容の定着を図ること。
 3)公式問題集を購入し、できるだけ多くの問題を解くことが望ましい。

6.
その他履修上の注意事項

 本授業の履修者は、原則的に2017年12月3日に実施されるHSKを受験すること。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 本授業について(内容、教育目標、成績評価方法、注意事項)
 UNIT 1 中国語の発音
 UNIT 2 聴解の質問文
【第2回】
 UNIT 3 数字表現(1)
 UNIT 4 数字表現(2)
【第3回】
 UNIT 5 数量の表現~量詞の使い方(1)~
 UNIT 6 数量の表現~量詞の使い方(2)~
【第4回】
 UNIT 7 中国語の前置詞~介詞(1)~
 UNIT 8 中国語の前置詞~介詞(2)~
【第5回】
 UNIT 9 中国語の助動詞~能願動詞(1)~
 UNIT 10 中国語の助動詞~能願動詞(2)~
【第6回】
 Part2 実践問題
 UNIT 11 動詞述語文
【第7回】
 UNIT 12 副詞の使い方
 UNIT 13 疑問文
【第8回】
 UNIT1-13のまとめ
 中間試験
【第9回】
 Part3 実践問題
 UNIT 14 完了のアスペクト「了」と語気助詞の「了」
【第10回】
 UNIT 15 進行・持続のアスペクト
 UNIT 16 経験・将来のアスペクト
【第11回】
 Part4 実践問題
 UNIT 17 禁止・使役の表現
【第12回】
 UNIT 18 語気助詞の使い方~吧、呢、吗、了、的~
 UNIT 19 補語
【第13回】
 UNIT 20 複文
 Part5 実践問題
【第14回】
 模擬問題
【第15回】
 全体のまとめ
 期末試験
 ※進度はあくまで目安であり、学生の理解度に応じて調整します。