Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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会計学原理 I 徳山 英邦
選択必修  2単位
【経営】 17-1-1120-4148-13

1. 授業の概要(ねらい)

 会計は、「ビジネスの言語」と呼ばれています。会計学原理Ⅰでは、会計の目的、財務諸表(会計データ)の見方と会計システムを学修します。講義方法は、当日の学修テーマを概説し、演習問題で具体的課題箇所を実感してもらった上で、再度その学修意義を解説する手順で行います。

2.
授業の到達目標

 財務諸表の理解を深めることを目標とします。主に、(1)財務諸表(貸借対照表、損益計算書)の必要性と特徴(ストックとフロー)、(2)財務諸表の構成要素の理解、(2)財務諸表の相互関連と計算原理の把握、(3)制度的基盤(基準や法規)を把握することを目標とします。

3.
成績評価の方法および基準

 授業中に行う小テストや課題の提出状況・受講態度(35%)と定期試験の成績(65%)を目安に総合的に判断します。

4.
教科書・参考書

 新田忠誓、他『会計学・簿記入門』(第12版)、白桃書房。

5.
準備学修の内容

 前回学習した専門用語の復習を行ってください。

6.
その他履修上の注意事項

 計算機、3色ペン、各回に配布済みのプリントを毎回持参して下さい。携帯電話やタブレット端末を計算機として使用しないで下さい。課題等の回収は、その都度、指定した時間に行ないます。自分の都合で後から提出することなどは認めませんので、遅刻や欠席はしないで下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス(授業の進め方、成績評価、履修上の留意点)、学修の必要性
【第2回】
 家計簿(収支計算)と企業会計
【第3回】
 複式簿記の基礎:ダブルエントリー・システム
【第4回】
 パイの拡大と分配、そして企業活動
【第5回】
 貸借対照表と損益計算書、そして利害関係者の誘引と貢献
【第6回】
 資本の委託・受託と会計システム
【第7回】
 企業活動と経営資源(ヒト・モノ・カネ・情報技術)
【第8回】
 企業活動のフローとストック
【第9回】
 簿記一巡の流れと貸借対照表、損益計算書のつながり方
【第10回】
 損益計算の基本原則
【第11回】
 資産評価の基本原則
【第12回】
 財務諸表の相互関連と小テスト
【第13回】
 株主資本等変動計算書とキャッシュ・フロー計算書の役割
【第14回】
 所有と経営の分離、株主有限責任制
【第15回】
 学修内容のまとめ