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授業の概要(ねらい) |
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近年、保育や子育てをめぐる社会の動きから、保育所等に求められる役割や機能も深化拡大していると言えます。こうした中、保育士をはじめとする保育者の役割は、子どもにとって、保護者にとって、また、地域社会にとっても大変重要なものとなっており、その専門性への期待も高まっています。 保育士をはじめ幼稚園教諭、保育教諭など多様化する保育者像を見すえ、子どもの育ちと保護者の子育てを支える保育者の専門性について学びます。
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2. |
授業の到達目標 |
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1. 保育者の役割と倫理について理解する。 2. 保育士の制度的な位置づけを理解する。 3. 保育士の専門性について考察し、理解する。 4. 保育者の協働について理解する。 5. 保育者の専門的成長について理解する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業への参加度、授業内レポート70% 最終レポート30%
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教科書・参考書 |
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『幼児教育要領解説』 フレーベル館 『保育所保育指針解説書』 フレーベル館 参考文献についてはその都度授業内で紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業内で配布したプリント等をよく見直して復習し、紹介した参考文献にも目を通しておくこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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「子ども」や「保育内容」を理解するための研究や課題に、意欲・関心を持って取り組んでほしい。子どもが対象となる学内外の活動へも自ら進んで参加する事を心掛けてほしい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業オリエンテーション 保育者の役割 | 【第2回】 | 保育者の倫理 | 【第3回】 | 保育者の資格と義務 | 【第4回】 | 保育における養護と教育 | 【第5回】 | 保育者の資質と能力 | 【第6回】 | 保育者の専門的な知識・技術・判断とは何か | 【第7回】 | 保育記録を用いた省察 | 【第8回】 | 子どもの主体性を尊重する保育の展開 | 【第9回】 | 保育者の専門性と自己評価 | 【第10回】 | 保育における職員間の連携 | 【第11回】 | 専門機関との連携 | 【第12回】 | 保護者および地域社会との協働 | 【第13回】 | 家庭的保育事業とは | 【第14回】 | 保育者としての成長発達 | 【第15回】 | 保育者のキャリア形成 |
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