Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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市民参加・ボランティア論 I 川田 虎男
選択  2単位
【社会】 17-1-1350-4733-01

1. 授業の概要(ねらい)

 東日本大震災においても多くのボランティア活動が注目されていますが、自分たちの日常レベルに落として現代社会におけるボランティアの実情と意義を学びます。「ボランティア=いいこと」という理解ではなく、その問題点も理解した上で、受講生一人一人が自分なりの「ボランティア観」を持てることを目標としています。

2.
授業の到達目標

・ボランティアに関する基本的諸問題や動向について基礎知識を説明することができる。
・ボランティアを多角的に検討することができる。
・自身のボランティア活動の広がりや、新たな関わりを持つきっかけにつなげることができる。
・自身と社会、そして大学生として各々の専門領域との相関について思考することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 (1) 出席および授業への参加状況50% (2)小レポート:20% (3)試験:30%

4.
教科書・参考書

 李永淑「小児がん病棟と学生ボランティア―関わり合いの人間科学」晃洋書房

5.
準備学修の内容

 実際のボランティア活動への参加があるとより学びが深まります。授業でも活動の紹介を行っていきますので、積極的な参加をお願いします。

6.
その他履修上の注意事項

 授業中は、考えや意見を求めたり、グループワークを実施しますので積極的に参加してください。ゲストスピーカーの事情により、予定が変更となる場合があります。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 ボランティアの定義と活動分野
【第3回】
 ボランティア活動者に聞く「バリアフリーマップとボランティア」
【第4回】
 市民活動・NPO法人とボランティア
【第5回】
 ワークショップI「ボランティアの種を探す」
【第6回】
 ボランティアセンターとボランティアコーディネーション
【第7回】
 大学生とボランティアI
【第8回】
 大学生とボランティアII
【第9回】
 大学生とボランティアIII
【第10回】
 実際のボランティア活動を知るI「災害ボランティア」
【第11回】
 実際のボランティア活動を知るII「コミュニティ活動ボランティア」
【第12回】
 実際のボランティア活動を知るIII「環境ボランティア」
【第13回】
 実際のボランティア活動を知るIV「国際ボランティア」
【第14回】
 まとめと振返り
【第15回】
 まとめと試験