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授業の概要(ねらい) |
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「スペイン語圏事情(ⅠおよびⅡ)」は、スペインとラテンアメリカから構成されるスペイン語圏という地域を総合的に理解することを目的としており、この「スペイン語圏事情Ⅱ」では主にスペインを扱います。 スペインの自然、歴史、そして社会と文化を広く学ぶことを目指しますが、とくにスペインの豊かな文化を生み出すと同時に、ときには衝突を引き起こす「地方」に注目します。各「地方」の授業ではその自然、言語、建築、音楽、そしてスポーツなどを取り上げて地域性を明らかにしていきます。 講義の最後ではまとめとして、スペインの地方を巡る観光プランのプレゼンテーションをしてもらう予定です。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)スペインの地理と歴史の概要を知る。 (2)各地方の特色を把握する。 (3)スペインという国の多様性、複雑さを理解する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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評価の方法:(1)授業参加30%、(2)試験70% 評価の基準:(1)スペインの自然環境、歴史、地方に関する基本事項を理解をしているか。 (2)リアクションペーパーの記述が論理的であるか。 (3)発表を含めて授業に積極的に参加しているか。 ※授業への出席は非常に重要ですが、それだけでなく、授業におけるマナーや学ぶ姿勢も授業参加として評価されます。遅刻、私語、携帯電話操作などをしないことが求められます。
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教科書・参考書 |
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テキストは使用せず、プリントを配布しますが、以下の文献を参考資料として推薦します。 1. 『物語スペインの歴史―海洋帝国の黄金時代(中公新書)』 岩根圀和 中央公論社 2002年 2. 『スペイン・ポルトガルを知る事典(新訂増補)』 池上岑夫 神吉敬三 小林一宏 牛島信明 金七紀男(編)平凡社 2001年
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準備学修の内容 |
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レジュメやノートを見返して授業の復習を行うだけでなく、参考文献、テレビ、新聞、インターネットなどのメディア、授業で紹介する映画や資料などを活用して、現在の世界情勢と関連づけて理解を深めてください。
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その他履修上の注意事項 |
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スペインに対する何らかの興味、関心、問題意識を必ず持って受講してください。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 講義の進行状況により、内容の一部が変更する可能性があります。 オリエンテーション:授業の進め方、評価方法、予定などの説明 | 【第2回】 | 地理と歴史(1)地形、自然環境と「太陽の沈まぬ国」の時代を中心に | 【第3回】 | 地理と歴史(2)スペイン内戦から現代へ | 【第4回】 | 地方(1)首都マドリードとその周辺 | 【第5回】 | 地方(2)アンダルシア地方:闘牛、フラメンコ、白壁の家々 | 【第6回】 | 地方(3)カタルーニャ地方:独立を目指す"バルサ"の本拠地 | 【第7回】 | 地方(4)バスク地方:ベレー帽のふるさと | 【第8回】 | 地方(5)そのほかの地方:バレンシア、ガリシア、カナリアス諸島など | 【第9回】 | 食文化(1)スペイン料理の概要 | 【第10回】 | 食文化(2)スペイン料理の作り方 | 【第11回】 | 映画(1)スペイン映画事情 | 【第12回】 | 映画(2)キリスト教と映画 | 【第13回】 | 映画(3)スペイン内戦と映画 | 【第14回】 | 発表(1)スペイン観光プランのプレゼンテーション | 【第15回】 | 発表(2)スペイン観光プランのプレゼンテーション |
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