Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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日本経済入門 I 中村 賢一
教職  2単位
【教職】 17-1-1110-3075-15A

1. 授業の概要(ねらい)

 基礎的なマクロ経済理論を用いて日本経済の足跡を検討し、また、失われた20年(Japan problem)問題やアベノミクスと日本経済再生の展望など、日本経済の現状と課題を検討する。

2.
授業の到達目標

 日本経済についての雑誌・新聞などの経済記事を読み解き、経済学的に考えて行動するための基礎力を習得する。

3.
成績評価の方法および基準

 試験

4.
教科書・参考書

 教科書 『入門日本経済(第5版)』浅子和美・飯塚信夫・篠原総一(編)有斐閣
 参考書 『地域の公共事業投資』、経済調査研究レビュー第7号、2010年9月、
     http://www.zai-keicho.or.jp/pdf/er_review_vol.7.pdf、
     『地域の公共事業投資と新しい公共』経済調査研究レビュー第9号、2011年9月、
     http://www.zai-keicho.or.jp/pdf/er_review_vol.9.pdfなど、適宜紹介する私の著作をインターネットから入手(無料)

5.
準備学修の内容

 教科書に沿って進めるので教科書の授業範囲を読み、また、専門用語の意味を理解するなど毎回の予習と復習を必ず行うこと。

6.
その他履修上の注意事項

 日本経済の出来事に関心を持ち、新聞・雑誌等の経済記事を読むこと。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 日本経済を測る
【第3回】
 日本経済の規模と特徴
【第4回】
 復興期
【第5回】
 高度成長期
【第6回】
 石油ショックと成長屈折
【第7回】
 バブルの発生と拡大
【第8回】
 バブル崩壊と平成不況
【第9回】
 橋本内閣の構造改革とデフレーション
【第10回】
 いざなみ景気と小泉構造改革
【第11回】
 日本経済の再生戦略
【第12回】
 日本企業のコーポレート・ガバナンス
【第13回】
 メインバンクと資本市場によるモニタリング
【第14回】
 日本型雇用慣行
【第15回】
 非正規雇用やワークライフバランスの問題