Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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アジア経済論特講 II 長田  博
選択  2単位
【経営学専攻】 17-1-1110-3216-26A

1. 授業の概要(ねらい)

 春期には、①世界経済におけるアジア経済の位置づけ、②アジア諸国間の有機的経済関係を中心に講義した。
 秋期は、アジアの各国経済の現状と特徴について学ぶ。講義にあたっては、統計データを重視したアプローチを使用し、具体的なイメージが湧くように工夫したい。
 毎回の授業内容の基本構成は次の通り。
 ①最初15分間でアジア経済の最新ニュースを取り上げ、簡単に解説し、そのあと皆でそれについて議論します。
 ②次の30分間で、統計数値を見て、各国経済のマクロ的特徴を読み解く。
 ③残りの時間で、各国経済の歴史・現状・課題について講義。
 なお受講生の皆さんが持つ基礎知識と研究テーマに関する興味を踏まえて、最適な学習ができるよう講義内容は変更されることがあります。

2.
授業の到達目標

 ①アジア経済の現状について常にニュースに関心を持つ。
 ②アジア諸国の経済発展の歴史と現状について概略が説明できる。
 ③マクロ統計指標を読み解き、各国経済の特徴が説明できる。

3.
成績評価の方法および基準

 ニュースに関する議論への参加(25%)、テーマに関するプレゼン(25%)、レポート(50%)。
 レポートはアジアの国1か国(自国以外)を取り上げ、経済を中心に歴史的展開、現状、特徴をまとめる。

4.
教科書・参考書

 毎回、ハンドアウトを用意する。

5.
準備学修の内容

 前週に配布する統計資料を見て、その国の経済の特徴を把握したうえで授業に出席すること。

6.
その他履修上の注意事項

 講義への積極的参加、すなわち質問・コメントを歓迎します。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ①後期の講義概要説明、②各国経済についての調べ方とマクロ経済統計データの読み方
【第2回】
 韓国経済
【第3回】
 台湾経済
【第4回】
 中国経済
【第5回】
 タイ経済
【第6回】
 ベトナム経済
【第7回】
 カンボジア経済
【第8回】
 マレーシア経済
【第9回】
 シンガポール経済
【第10回】
 フィリピン経済
【第11回】
 インドネシア経済
【第12回】
 インド経済
【第13回】
 ミャンマー経済
【第14回】
 期末レポートのプレゼンと討論(1)
【第15回】
 期末レポートのプレゼンと討論(2)、期末レポート提出期限