Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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証券投資実践講座 II 清水 昭雄
選択  2単位
【経営】 17-1-1110-4478-04A

1. 授業の概要(ねらい)

 基本的な証券商品知識の習得から国際分散ポートフォリオ構築得学び、実践的な証券投資シュミレーションを通じて、受講生が自らの判断にもとづいて行動し、主体的に生きる力を身につけることを目指しています。
 この講座においては実際の国際分散投資体験をすることから幅広い視野の構築、経済知識の吸収を目指します。

2.
授業の到達目標

 本講義は、証券投資実践の国際投資編である。以下の3点を踏まえ、より具体的な投資の知識を習得する。
 ①金融商品市場での主な商品(株式・債券・投資信託・オルタナティブ)
 ②国際分散ポートフォリオを実際に組み、成果(リターン)を確認することにより投資の実体験を学ぶ
 ③具体的な売買方法等、より実践的な実学を学ぶ

3.
成績評価の方法および基準

 本講義は、証券投資実践の国際投資編である。以下の3点を踏まえ、より具体的な投資の知識を習得する。
 ①金融商品市場での主な商品(株式・債券・投資信託・オルタナティブ)
 ②国際分散ポートフォリオを実際に組み、成果(リターン)を確認することにより投資の実体験を学ぶ
 ③具体的な売買方法等、より実践的な実学を学ぶ

4.
教科書・参考書

 成績評価は、出席日数および講義中のプレゼンテーション能力、期末試験により決定

5.
準備学修の内容

 授業中に適時指示する。

6.
その他履修上の注意事項

 ポートフォリオシュミレーションにおいては、チームごとにポートフォリオを構築し、構築した理由・途中経過の分析・結果の総括プレゼンテーションを行うため授業に出席すること

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
 ・なぜ分散投資が必要か
 ・国際分散投資の実例
 ・GPIFの投資方針
【第2回】
 商品基礎知識(株式)
 ・国際株式マーケットについて
 ・各国の伝統的な投資指標について
 ・投資の基準
【第3回】
 商品基礎知識(債券)
 ・債券とは
 ・国際的な金利環境について
 ・各国の金融政策との関係
【第4回】
 商品基礎知識(オルタナティブ)
 ・オルタナティブ投資とは
 ・伝統的投資対象との違い
 ・ヘッジファンドとは
【第5回】
 金融商品ポートフォリオ
 ・ポートフォリオとは
 ・具体的なポートフォリオ例
 ・ポートフォリオマネージメント
 ・チーム別ポートフォリオ策定
【第6回】
 ポートフォリオ構築シュミレーションⅠ
 ・チーム別ポートフォリオ策定
 ・チーム別ポートフォリオプレゼンテーション
【第7回】
 大和証券ストラテジストによる相場見通し
【第8回】
 ポートフォリオ構築シュミレーションⅡ
 ・チーム別結果検証
 ・チーム別検証発表
【第9回】
 ラップ口座
 ・ラップ口座とは
 ・有効フロンティア
 ・リバランスの効果
【第10回】
 具体的情報収集方法
 ・各種メディア
 ・オンライントレード
 ・日経新聞のポイント
【第11回】
 ポートフォリオ構築シュミレーションⅢ
 ・チーム別結果検証
 ・チーム別検証発表
【第12回】
 投資対象マーケット分析
 ・国際株式マーケットについて
 ・債券投資環境について
 ・オルタナティブ投資環境について
【第13回】
 ポートフォリオ構築シュミレーションⅣ
 ・要因分析のポイント
 ・プレゼンテーション準備
【第14回】
 ポートフォリオ構築シュミレーションⅤ
 ・各チームのパフォーマンス検証
 ・要因分析プレゼンテーション
【第15回】
 まとめと期末試験