Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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財務諸表論(会計人) I 岩﨑 健久
選択(会計人)  2単位
【経営】 17-1-1120-0076-23A

1. 授業の概要(ねらい)

 本講義は会計人講座の科目です。会計人講座は、選考試験に合格した学生を対象とし、公認会計士、税理士、国税専門官、全経2級、1級、上級、日商2級、1級などの簿記、会計関連の資格取得を目指す学生の勉学のサポートをすることを目的としております。本講義は、簿記の知識を踏まえながら、財務諸表論を基礎から分かりやすく説明していきます。財務諸表論(会計人)I及びIIを継続履修することが原則です。

2.
授業の到達目標

 学生のニーズを確かめながら、できるだけ高いレベルの財務諸表論の知識習得に努めます。

3.
成績評価の方法および基準

 授業への貢献度を20%程度、定期試験(授業内試験)を70%程度、学期中の資格取得の状況を10%程度にして評価します。

4.
教科書・参考書

 テキスト:岩﨑健久・平石智紀『レクチャー財務諸表論』(中央経済社)

5.
準備学修の内容

 常に自分のレベルにあわせて授業で行った簿記の復習をし、簿記の練習問題を解いて下さい。上記のテキストを事前に読み、予習をするようにして下さい。

6.
その他履修上の注意事項

 公認会計士や税理士試験などは非常に難しい国家試験です。やる気があり、必死になって勉強している学生に対しては、親身に指導していきたいと思います。毎回出席して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 全経、日商簿記2級レベルの知識(特に商品売買取引)の確認を行います。
【第2回】
 全経、日商簿記2級レベルの知識(特に有価証券、固定資産に関連する取引)の確認を行います。
【第3回】
 全経、日商簿記2級レベルの知識(特に決算整理)の確認を行います。
【第4回】
 財務会計の意義及び制度の説明を行います。
【第5回】
 会計公準及び企業会計原則の一般原則の説明を行います。
【第6回】
 概念フレームワークの説明を行います。
【第7回】
 資産会計の基本原則(特に資産の概念、資産の分類)について解説します。
【第8回】
 資産会計の基本原則(特に資産の評価基準)について解説します。
【第9回】
 現金及び預金、有価証券について解説します。
【第10回】
 金銭債権、棚卸資産について解説します。
【第11回】
 固定資産、繰延資産について解説します。
【第12回】
 負債会計の基本原則(特に負債の概念)について解説します。
【第13回】
 負債会計の基本原則(特に負債の分類)について解説します。
【第14回】
 引当金について解説します。
【第15回】
 授業内試験、総まとめを行います。