Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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演習 I 熊村 剛幸
必修  2単位
【経営】 17-1-1120-3341-07A

1. 授業の概要(ねらい)

 日本が直面する課題に、われわれはどのように対応すべきか。いま起きている問題の本質、背景などを研究し、問題解決の道を探る。さまざまな方法で日本経済の「生きた姿」に迫り、社会人として不可欠な「基礎知識」や「基本動作」を身につける。
 春学期(演習Ⅰ)は、経済動向研究・グループ課題研究。日本を取り巻く国際情勢も視野に、マクロ的視点から日本経済の現状と課題を探り、それをどのように解決するかを研究する。株式ゲームなどで、日本経済の「生きた姿」を学ぶ。

2.
授業の到達目標

 日本経済の現状を理解する。
 時事問題に関する基本的な知識を修得する。
 日本が抱える課題を理解し、自分なりの対応策を考える。
 自分の考えをまとめ、相手に理解してもらう能力を身につける。

3.
成績評価の方法および基準

 受講姿勢・態度などを総合的に評価する。
 テーマを選んでレポートをまとめ、発表・討論する。
 課題レポート、プレゼンテーションで70%以上。

4.
教科書・参考書

 日本経済新聞など新聞各紙。ビジネス誌。
 『人口と日本経済』(吉川 洋著、中公新書)
 『地方消滅』(増田 寛也編著、中公新書)
 『資本主義の終焉と歴史の危機』(水野和夫著、集英社新書)

5.
準備学修の内容

 テーマに沿って新聞、雑誌を読み、テレビの報道番組を見る。
 テーマごとに記事をスクラップするなど、資料を整理する。
 テーマを要約し、いかにわかりやすく伝えるかを考える。

6.
その他履修上の注意事項

 日ごろから新聞を読み、テレビの報道番組を見るように習慣づけてください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 世界経済の動向①(米国第一主義と対外政策)
【第3回】
 世界経済の動向②(米国第一主義とトランポノミクス)
【第4回】
 世界経済の動向③(ブレグジットと欧州統合)
【第5回】
 世界経済の動向④(シェール革命と原油価格)
【第6回】
 世界経済の動向⑤(中国と新興国経済)
【第7回】
 日本経済の現状①(景気)
【第8回】
 日本経済の現状②(市場動向)
【第9回】
 日本経済の現状③(人口減少)
【第10回】
 日本経済の現状④(格差拡大)
【第11回】
 日本経済の現状⑤(技術革新)
【第12回】
 グループ研究発表・討論①
【第13回】
 グループ研究発表・討論②
【第14回】
 グループ研究発表・討論③
【第15回】
 総括・討論