Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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現代企業論 I 熊村 剛幸
選択  2単位
【観光経営】 17-1-1120-3341-13A

1. 授業の概要(ねらい)

 グローバル化する国際社会で、現代の企業は直面する課題にどう取り組んでいるのか。国際社会がどのような構造になっており、どのように動いているかを探る。時事問題を軸に、グローバル化とはどういうことかを理解する。企業を取り巻く国際環境を分析し、企業はどう対応していくべきか考える。

2.
授業の到達目標

 時事問題に関する基本的な知識を修得する。
 企業を取り巻く国際環境を理解する。
 企業のグローバル化の現状を把握し、問題点を理解する。

3.
成績評価の方法および基準

 試験および受講姿勢・態度などを総合的に評価する。出席重視。
 授業の到達目標を計る小テスト、期末試験で70%以上。

4.
教科書・参考書

 『スーパーパワー』(イアン・ブレマー著・奥村準訳、日本経済新聞出版社)
 『サイクス・ピコ協定百年の呪縛』(池内恵著、新潮選書)

5.
準備学修の内容

 事前に参考文献などを読む。

6.
その他履修上の注意事項

 日ごろから新聞を読み、テレビの報道番組を見るようこころがけてください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション
【第2回】
 企業と国際社会
【第3回】
 国際社会の構造①(冷戦の始まり)
【第4回】
 国際社会の構造②(冷戦の終わり)
【第5回】
 世界システム①(冷戦後の国際社会)
【第6回】
 世界システム②(「Gゼロ」の世界)
【第7回】
 欧州の地域システム(旧ソ連の民主化と企業)
【第8回】
 欧州の地域問題(ブレグジットと欧州統合)
【第9回】
 アジアの地域システム(中国の近代化と企業)
【第10回】
 アジアの地域問題(中国の海洋進出)
【第11回】
 中東の地域システム(イスラム教と企業)
【第12回】
 中東の地域紛争(イスラム国)
【第13回】
 ケーススタディー①(日本企業)
【第14回】
 ケーススタディー②(多国籍企業)
【第15回】
 総括(企業と国際社会)