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授業の概要(ねらい) |
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「イノベーション」は非常に曖昧な概念であり、明確に定義することは難しいですが、例えばそれを「何らかの新しい価値を生み出すこと」と定義することは出来ます。社会では多くの人が、大小問わず「何らかの新しい価値」を生み出すことで生計を立てています。そして「何らかの新しい価値」が大きく積み重なることで企業や国は発展します。言い換えれば、イノベーションは企業や国の発展にとって極めて重要なエンジンの一つであると言うことが出来ます。多くの皆さんの身近にある自動車も、家電製品も、そしてAmazonやiPhoneも、イノベーションが無ければ存在しなかったでしょう。このように、曖昧であるにもかかわらず非常に重要な概念である「イノベーション」について知ることは、皆さんが大学を卒業して社会に出てゆく上でも非常に大切なことであると確信しています。 本演習では、ゼミ形式での文献輪読を行い、その内容についてのプレゼンテーションとディスカッションをします。輪読する文献は、まず経済学または経営学に関する入門書を読み、学術的な思考方法を学んだ後に、イノベーションに関する文献を読むことにしたいと思います。どの文献にするのかについては、第1回目のガイダンスの際に皆で相談をして決定します。 加えて、パワーポイントやワード、エクセルの基本的な技能を習得するための演習も実施することで今後の研究の対外発信のための下地作りも行います。
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授業の到達目標 |
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1.イノベーションに関する知識を体系的に習得します。 2.パワーポイントやワード、エクセルを的確に利用して研究の対外発信が出来るようになります。 3.文献輪読に伴うプレゼンテーションやディスカッションにより、就職活動や卒業後の社会生活において求められるコミュニケーション力や積極性を育成します。
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成績評価の方法および基準 |
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授業への取り組みで100%評価します。
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教科書・参考書 |
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授業中に指示します。
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準備学修の内容 |
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新聞や雑誌、インターネット等でイノベーションに関する記事を見つけたら、ざっと目を通してください。
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その他履修上の注意事項 |
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積極的なプレゼンテーションやディスカッションを期待します。 無断欠席は厳禁です。やむを得ない理由で欠席する場合は事前にメールで担当者に連絡してください。また、授業の形式上、指名された報告者は欠席しないでください。 各回の授業内容は基本的に下記の通りですが、皆さんの希望や理解度により、内容や進度は適宜変更します。詳細はガイダンスの際に説明します。 本演習では、学内外の研究交流会や研究発表会に積極的に参加する予定です。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 経済学に関する文献輪読① | 【第3回】 | 経済学に関する文献輪読② | 【第4回】 | 経済学に関する文献輪読③ | 【第5回】 | 経営学に関する文献輪読① | 【第6回】 | 経営学に関する文献輪読② | 【第7回】 | 経営学に関する文献輪読③ | 【第8回】 | 情報処理(パワーポイントやワード、エクセル)演習① | 【第9回】 | 情報処理(パワーポイントやワード、エクセル)演習② | 【第10回】 | イノベーションに関する文献輪読① | 【第11回】 | イノベーションに関する文献輪読② | 【第12回】 | イノベーションに関する文献輪読③ | 【第13回】 | 演習Ⅱに向けて① | 【第14回】 | 演習Ⅱに向けて② | 【第15回】 | 演習Ⅱに向けて③ |
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