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授業の概要(ねらい) |
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本授業の春期のテーマは箱根のインバウンドとする。我が国を代表する国際的な観光地である箱根を学びの場として、本学セミナーハウスを活用しながらフィールドワークを行うことによって、より実践的な授業を行う。 本授業は4部構成となっている。第1にキャンパスにおける日本・世界の観光及び箱根に関する事前学習、第2に箱根での1泊2日のフィールドワーク、第3に事後学習の性格を持つキャンパスにおけるグループ学習、第4にレポート作成である。 箱根のフィールドワークでは、国際的なリゾート地である箱根のインバウンドの現状について、現地での調査、ヒアリングを行う。更に、現地の有識者を外部講師として招聘し、フィールドワークの充実に資する。
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2. |
授業の到達目標 |
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本実習の到達目標は主に以下の6点である。 ①観光学の裾野の広がり(関連する学問領域との関連)を理解する。 ②グループ討議を通じたコミュニケーション能力を養う。 ③現場における作法等の社会人基礎力を養う。 ④テーマに即した総括や取りまとめを行う能力を身につける。 ⑤現場における課題を発見する力を養う。 ⑥現場において課題を解決する力を養う。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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プレゼン内容、取り組み姿勢、講義準備への貢献度により評価する。 それぞれの評価割合は40%、30%、30%とする。
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4. |
教科書・参考書 |
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適宜資料を配付する。 参考資料 『観光白書』(国土交通省HP) 『数字が語る旅行業』(JATA HP) 『宿泊旅行統計調査』(観光庁HP) 『箱根町』www.town.hakone.kanagawa.jp/hakone_j/及びwww.hakone.or.jp/
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5. |
準備学修の内容 |
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上記の参考資料を事前に読んでおくこと。 希望者を募り、観光関連の企業・団体の訪問見学を実施する予定である。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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受講者の上限は30人をめどとし、受講希望が多い場合は抽選により決定する。 そのため、第1回の講義に出席しなければ、履修ができなくなる。 箱根でのフィールドワークの費用の一部は受講生負担とする。 その日程、内容及び個人の費用負担額は第1回目の授業で説明する。 積極的な取り組み、発表・討論を期待する。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 日本の構造変化 | 【第3回】 | 世界の観光、日本のインバウンド | 【第4回】 | 箱根の概要、事業モデル | 【第5回】 | 箱根のインバウンド | 【第6回】 | 箱根でのフィールドワーク分 1 | 【第7回】 | 箱根でのフィールドワーク分 2 | 【第8回】 | 箱根でのフィールドワーク分 3 | 【第9回】 | 箱根でのフィールドワーク分 4 | 【第10回】 | 箱根でのフィールドワーク分 5 | 【第11回】 | レポートドラフト発表、討論 1 | 【第12回】 | レポートドラフト発表、討論 2 | 【第13回】 | レポート最終案発表、討論 1 | 【第14回】 | レポート最終案発表、討論 2 | 【第15回】 | まとめ |
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