Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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観光学実習 I 柵木 鬼美夫
選択  2単位
【観光経営】 17-1-1130-1947-18A

1. 授業の概要(ねらい)

 本授業の春期のテーマは箱根のインバウンドとする。我が国を代表する国際的な観光地である箱根を学びの場として、本学セミナーハウスを活用しながらフィールドワークを行うことによって、より実践的な授業を行う。
 本授業は4部構成となっている。第1にキャンパスにおける日本・世界の観光及び箱根に関する事前学習、第2に箱根での1泊2日のフィールドワーク、第3に事後学習の性格を持つキャンパスにおけるグループ学習、第4にレポート作成である。
 箱根のフィールドワークでは、国際的なリゾート地である箱根のインバウンドの現状について、現地での調査、ヒアリングを行う。更に、現地の有識者を外部講師として招聘し、フィールドワークの充実に資する。

2.
授業の到達目標

 本実習の到達目標は主に以下の6点である。
  ①観光学の裾野の広がり(関連する学問領域との関連)を理解する。
  ②グループ討議を通じたコミュニケーション能力を養う。
  ③現場における作法等の社会人基礎力を養う。
  ④テーマに即した総括や取りまとめを行う能力を身につける。
  ⑤現場における課題を発見する力を養う。
  ⑥現場において課題を解決する力を養う。

3.
成績評価の方法および基準

 プレゼン内容、取り組み姿勢、講義準備への貢献度により評価する。
 それぞれの評価割合は40%、30%、30%とする。

4.
教科書・参考書

 適宜資料を配付する。
 参考資料
  『観光白書』(国土交通省HP)
  『数字が語る旅行業』(JATA HP)
  『宿泊旅行統計調査』(観光庁HP)
  『箱根町』www.town.hakone.kanagawa.jp/hakone_j/及びwww.hakone.or.jp/

5.
準備学修の内容

 上記の参考資料を事前に読んでおくこと。
 希望者を募り、観光関連の企業・団体の訪問見学を実施する予定である。

6.
その他履修上の注意事項

 受講者の上限は30人をめどとし、受講希望が多い場合は抽選により決定する。
 そのため、第1回の講義に出席しなければ、履修ができなくなる。
 箱根でのフィールドワークの費用の一部は受講生負担とする。
 その日程、内容及び個人の費用負担額は第1回目の授業で説明する。
 積極的な取り組み、発表・討論を期待する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 イントロダクション
【第2回】
 日本の構造変化
【第3回】
 世界の観光、日本のインバウンド
【第4回】
 箱根の概要、事業モデル
【第5回】
 箱根のインバウンド
【第6回】
 箱根でのフィールドワーク分 1
【第7回】
 箱根でのフィールドワーク分 2
【第8回】
 箱根でのフィールドワーク分 3
【第9回】
 箱根でのフィールドワーク分 4
【第10回】
 箱根でのフィールドワーク分 5
【第11回】
 レポートドラフト発表、討論 1
【第12回】
 レポートドラフト発表、討論 2
【第13回】
 レポート最終案発表、討論 1
【第14回】
 レポート最終案発表、討論 2
【第15回】
 まとめ