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授業の概要(ねらい) |
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本演習では「場所」や「地域」を理解した上で、地域を活かすための観光プロダクツ(ツアー・パンフ・映像など)を実際に作成することを主目的としています。また、春期の演習Ⅰと併せて受講する事で、文献の読み方、調査計画の建て方、調査の仕方、調査結果のまとめ方、調査結果の考察と提案の仕方、レポート・論文の書き方、発表の仕方といった卒業論文に必要な一連のスキルを身に付けます。 本年度はインバウンド観光、秋川渓谷、伊豆大島に別れて演習を実施します。本演習では、地域の人々が持つ要望も加味して、我々が作成可能な観光プロダクツを議論、決定していきます。
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授業の到達目標 |
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本演習の到達目標は主に以下の5点です。 ・デザインスキルを身につける。 ・地域の要望を理解し、的確に交渉、妥結する能力を取得する。 ・自らの意見を主張し、かつ相手の意見を理解することで、グループの議論に貢献できる。 ・レポート・論文の書き方を身につける。 ・プレゼンテーションの仕方を身につける。
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成績評価の方法および基準 |
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出席はもちろんの事、授業時間外での活動、学生による主体的な発言や行動などを重視して成績を評価します。その比率は以下の通りです。 ・演習への取り組み度合 70% ・発表の内容 30%
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教科書・参考書 |
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テキストは特に指定しませんが、演習を進めていく上で、以下の書物が参考になるでしょう。 参考文献 ・梶田真ほか編 2007.『地域調査ことはじめ』 ナカニシヤ出版。 ・日本建築学会編 2012.『建築・都市計画のための調査・分析方法』 井上書院。 ・宮本常一・安渓遊地 2008.『調査されるという迷惑』 みずのわ出版。 ・野間晴雄ほか 2012.『ジオ・パルNEO』 海青社。
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準備学修の内容 |
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本演習は主に学外をフィールドとする演習です。したがって、学内とは異なり、個々のより強い責任とマナーが求めれます。なお、それぞれの地域についての知識などを事前に勉強しておくと良いでしょう。
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その他履修上の注意事項 |
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秋期間中に数回、現地調査を実施します。各地域の担当者は原則参加とします。そのための時間や旅費等が必要となるので留意して下さい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 地域の特徴のおさらい | 【第2回】 | 地域を活かす観光プロダクツの発案 1 | 【第3回】 | 地域を活かす観光プロダクツの発案 2 | 【第4回】 | 地域を活かす観光プロダクツの発案 3 | 【第5回】 | 観光プロダクツの作成 1 | 【第6回】 | 観光プロダクツの作成 2 | 【第7回】 | 観光プロダクツの作成 3 | 【第8回】 | 観光プロダクツの作成 4 | 【第9回】 | 中間報告会 | 【第10回】 | 観光プロダクツの修正 1 | 【第11回】 | 観光プロダクツの修正 2 | 【第12回】 | 観光プロダクツの修正 3 | 【第13回】 | 観光プロダクツの修正 4 | 【第14回】 | 観光プロダクツの修正 5 | 【第15回】 | 最終発表会 ※ 演習の進行状況によっては計画が変更されることがあります。 ※ 演習の内容、学生の要望等により、ゲストスピーカーを招聘することがあります。 |
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