1. |
授業の概要(ねらい) |
|
現代社会で、政治は私たちの生活の隅々にまで関わりを持っている。民主主義社会においては、その政治の主役は国民一人一人である。ところが、人々が自らが政治の主役であることを自覚して行動することは難しいし、主役であることを実感するのも難しいのが実情である。 本ゼミは、政治に関心を持ちたい、政治についてもっと考えてみたいと願う学生が集まり、討論やテーマ研究を通じて、政治とのつきあい方を学んでいく場である。本年度は、政治参加、選挙制度改革、一票の格差問題、選挙区改定と議員定数削減、政党、二大政党制と多党制、政権交代といった問題から、受講生の関心と社会的関心に応じてテーマを設定し、諸外国と、日本の政治や制度を比較して検討したいと考えている。秋学期は、グループないしは各自でテーマを設定し、研究を行い、その成果を発表する。さらに発表内容をレポートにまとめて提出する。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
①政治についての関心を深め、広い視野をもって自分なりに政治について考え、調査・研究し、その成果を発信することができる。 ②大学生にふさわしい情報収集能力、レポート作成能力、プレゼンテーション・スキルを獲得する。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
報告、レポート、討論への参加等を総合的に判定する。積極的に参加し、発言する姿勢、自ら進んで学ぶ姿勢を評価する。欠席がちの者の単位取得は困難である。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
テキストは指定しない。参考文献は授業内に適宜紹介する。 新聞は読んでいることを前提として授業を進める。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
常に積極的にメディアに触れ、日本及び世界の政治・社会について知るように努める。インターネットだけでなく、新聞・書籍などの印刷メディアにも触れ、様々なものの見方、考え方を知る。 課題研究・テーマ研究に際しては、大学図書館やその他の図書館・資料館の書籍・データベースを有効に活用して情報収集に努め、さらにそれらを総合する。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
日本だけでなく世界の政治・社会に関心を抱き、広い視野を獲得するように努める。好みの言説だけでなく、様々な考え方に触れることも大切である。新聞を読む習慣と、MELICを利用する習慣を身につけていただきたい。 ゼミに際しては、極力欠席を避け、自ら進んで学び、考える姿勢を持つこと。積極的に参加し、討論では進んで発言すること。グループでの作業では、フリー・ライダー(ただ乗り)を決めこまないこと。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | ガイダンス・発表の日程決定、打ち合わせ | 【第2回】 | 発表準備1―資料収集等の指導 | 【第3回】 | 発表準備2―まとめ方の指導 | 【第4回】 | 発表準備3―レジュメ作成指導 | 【第5回】 | 発表中間報告 | 【第6回】 | 時事問題研究1 | 【第7回】 | 時事問題研究2 | 【第8回】 | 研究発表1 | 【第9回】 | 研究発表2 | 【第10回】 | 研究発表3 | 【第11回】 | 研究発表4 | 【第12回】 | 研究発表5 | 【第13回】 | 研究発表6 | 【第14回】 | 研究発表7 | 【第15回】 | まとめ |
|