1. |
授業の概要(ねらい) |
|
正しい方法で考えられる人になる。 現代は様々な情報があふれており、情報を十分に吟味し、情報を体系的に理解し、意思決定を的確に行うためには、論理的な思考は不可欠である。この論理的思考(クリティカルシンキング)は、就職試験でも重要になっている。 本ゼミの目的は、論理的な思考の方法を学び、これを確実に身に付け、使えるようにすることである。論理的な思考を行なうために、覚える事は多くない。しかし、学んだことを使えるようにするのは、難しい。つまり、論理的な思考が、わかることと、解けることは異なる。さらに、解けることと、使えることも、異なる。ゼミでは論理的な思考に必要な知識を、「わかった」⇒「解けた」⇒「使えた」と、確実に習得して、正しく論理的に考える習慣を身につける。このため、ゼミでは、討論やプレゼンテーションを積極的に取り入れる。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
正しい方法で考えられる人になる。このため、 ① いつでもどこでも論理的な思考が実践できるように、情報を整理分析し論理的に考える習慣を身に付ける。 ② そのため、学んだ知識を「わかった」⇒「解けた」⇒「使えた」と、確実にステップアップする。 ■授業方法: ゼミの主役を学生とし、グループ学習・発表を主体とする。教員はファシリテータとする。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
*定期試験は行わない。 *発表・討論等によるゼミ貢献度(50%)、課題等の提出(50%)を総合して評価する。 ■評価の基準(達成レベルと成績): S:特に優秀であり、論理的な思考が、いつでも、どこでも十分にできる。 A:優秀であり、教科書をみれば、論理的な思考ができる。 B:教科書は何とか理解でき、課題・問題を何とか解ける。 C:単位取得の最低レベルにすぎない。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
教 科 書:若山昇(著)『誰でもわかるクリティカルシンキング―それってホント?』北樹出版 参考図書:道田泰司(著)『クリティカル進化(シンカー)論』北大路書房 渡辺健介(著)『世界一やさしい問題解決の授業』ダイヤモンド社
|
5. |
準備学修の内容 |
|
専門知識は不要であるが、授業には積極的に参加すること。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
*論理的思考(I II III IV)をすでに履修済み、あるいは並行して履修することが望ましい。 *きちんと学習すれば、今後の人生において必ずプラスになるので、討論やプレゼンテーションに積極的に参加することが期待される。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | オリエンテーション、内容・方針の説明 | 【第2回】 | 担当テーマの決定、分析方法 | 【第3回】 | 論理的な思考による事例分析 ① | 【第4回】 | 論理的な思考による事例分析 ② | 【第5回】 | 論理的な思考による事例分析 ③ | 【第6回】 | 論理的な思考による事例分析 ④ | 【第7回】 | 論理的な思考による事例分析 ⑤ | 【第8回】 | 論理的な思考による事例分析 ⑥ | 【第9回】 | 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ① | 【第10回】 | 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ② | 【第11回】 | 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ③ | 【第12回】 | 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ④ | 【第13回】 | 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ⑤ | 【第14回】 | 学生グループによるプレゼンテーション・討論 ⑥ | 【第15回】 | まとめ |
|