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授業の概要(ねらい) |
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この講義では、国際的、国内的な危機について考えていきます。冷戦後の事例やリアルタイムの事例などを考察し、危機管理の基本的なしくみや、見方、課題を学びます。危機はどのように起き、おさまったのでしょうか。また、危機はどのように防がれたのかなどを、視聴覚教材も用いつつ幅広く学んでいきます。
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2. |
授業の到達目標 |
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危機管理の基本的な知識を得る。 危機管理についてより深く考察することができるようになる。 危機管理の諸問題を多角的に分析することができるようになる。
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成績評価の方法および基準 |
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平常点30%(毎回コメントを書いてもらいます。白紙や一言のコメント、遅刻者は採点対象外です) レポート20%(阪神・淡路大震災、あるいは東日本大震災に関する書籍を1冊読み、内容の要約をした上で自由に論じてください。2000字程度。書籍のタイトルを明記すること。締め切りは追って指示します) 期末試験 50%
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教科書・参考書 |
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テキストは特に指定しません。 参考文献は、ジョセフ・S・ナイ・ジュニア、デイヴィッド・Aウェルチ(田中明彦・村田晃嗣訳)『国際紛争――理論と歴史[原書第10版]』有斐閣、2017年;五百旗頭真『大災害の時代――未来の国難に備えて』毎日新聞出版、2016年;伊藤哲朗『国家の危機管理――実例から学ぶ理念と実践』ぎょうせい、2014年など、適宜授業中に紹介します。
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準備学修の内容 |
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継続してニュースに接する習慣を身につけてください。 より深く学びたい人は、参考文献を読んでください。
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その他履修上の注意事項 |
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ノートをしっかり取ってください。危機管理論Iもあわせて受講すると理解が深まると思います。 リアルタイムの危機管理の事例も解説していくため、授業の計画の変更もあり得ます。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション | 【第2回】 | 湾岸戦争開戦の経緯・分析 | 【第3回】 | 朝鮮半島危機の経緯・分析 | 【第4回】 | 米国同時多発テロ事件とテロリズム | 【第5回】 | アフガニスタン戦争開戦の経緯・分析 | 【第6回】 | イラク戦争開戦の経緯・分析 | 【第7回】 | 関東大震災の経緯・分析 | 【第8回】 | 阪神・淡路大震災の経緯 | 【第9回】 | 阪神・淡路大震災の分析 | 【第10回】 | 東日本大震災の経緯 | 【第11回】 | 東日本大震災の分析 | 【第12回】 | 東アジアの事例 | 【第13回】 | 中近東の事例 | 【第14回】 | ヨーロッパの事例 | 【第15回】 | まとめ |
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