1. |
授業の概要(ねらい) |
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【各科目に含めることが必要な事項・特別支援教育の基礎理論に関する科目】 一人一人の教育的ニーズを把握した適切な教育的支援の重要性やこれまでの「特殊教育」では対象とされなかったLD・ADHD・高機能自閉症児等の児童生徒への支援の必要性などの新しい課題に基づいて、「特殊教育」を継承発展させた「特別支援教育」が実施されている。 本授業はこの「特別支援教育」の基礎理論について論ずることによって、これまでの特殊教育とは異なる「特別支援教育」に関して正しい理解をはかり、支援を必要とするすべての幼児児童生徒に効果的な指導を行うことができるようにすることを目的とする。 併せて、今後展開されるであろうインクルーシブ教育の方向性について基本的理解を図る。
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2. |
授業の到達目標 |
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特別支援教育の背景や大きな視野に立って学校教育に位置付いたことを理解し、特別支援教育における個々の教育的ニーズに具体的に対応していくための支援の方法に関して理解を深める。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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レポート(10%)・試験(90%)を総合して評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:資料を配布し、参考文献を紹介する。 参考文献:『特別支援学校学習指導要領』『特別支援学校学習指導要領解説 自立活動編(幼稚部、小学部、中学部 高等部)』、『特別支援学校学習指導要領解説 総則等編(幼稚部、小学部、中学部)』、『特別支援学校学習指導要領解説 総則等編(高等部)』
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5. |
準備学修の内容 |
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配布資料や参考文献等に必ず目を通し、疑問点、不明な点を先送りしないよう、きちんと復習をしてほしい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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内容が多岐にわたるため、しっかり理解してついてきてほしい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション、授業の目的と内容及び進め方、参考書、評価の方法等について ・障害とは? ICFの理念 | 【第2回】 | 特別支援教育の概観 | 【第3回】 | 特別支援教育と世界の動向 国際障害者年を契機としたヨーロッパの動き、アメリカの制度 | 【第4回】 | 特別支援教育の制度について | 【第5回】 | 特別支援教育の対象1 視覚障害児教育の概要 | 【第6回】 | 特別支援教育の対象2 聴覚障害児教育の概要 | 【第7回】 | 特別支援教育の対象3 知的障害児教育の概要 | 【第8回】 | 特別支援教育の対象4 肢体不自由児教育の概要 | 【第9回】 | 特別支援教育の対象5 病弱児教育の概要 | 【第10回】 | 中間まとめ | 【第11回】 | 特別支援教育の対象6 発達障害児教育の概要 | 【第12回】 | 特別支援教育コーディネーターと特別支援学校のセンター的役割について | 【第13回】 | インクルーシブ教育の動向と今後の展望 | 【第14回】 | 特別支援教育の現状と課題、今後と展望 | 【第15回】 | 最新の動向と授業のまとめ・評価 |
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