1. |
授業の概要(ねらい) |
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平成期に入って、学校教育の焦点は学びの充実に向けられ、現行の平成20、21年告示の小・中・高等学校の学習指導要領はその集大成を目指して作成された。また、いずれも、教育基本法(平成18年)や学校教育法(平成19年)などの改正を受けてのことである。また、現行学習指導要領は、育成すべき資質・能力の再構造化、教育の目標と内容と評価を一体化することなどを主要な課題として去る3月小中学校について改訂された(高等学校は平成30年改訂の予定)。新学習指導要領に基づく教育は平成32年より実施されることとなっており、「学力」や「学び」に視点を置き、算数科の教育も視野に入れつつ、それらにかかわる今日的な教育課題を整理し、学生の関心に応じ具体的なテーマを設定して、新しい教育が目指す方向とそれを実現してゆくための課題などについて究明する。
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2. |
授業の到達目標 |
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自ら教育に関する課題を設定し、それを探究し、適切にまとめ、発表したり討議したりすることを通して、それらにかかわる基礎的な素養を身に付ける。具体的には以下の通り。 ①自ら追究したい教育研究課題を発見・分析し、解決すること(課題発見・分析・解決力)。 ②課題を探究し、その成果をレジュメにまとめ、プレゼンテーションすること(説明・発表力)。 ③探究の成果を共有し協働によりお互いを高め合うこと(協働・コミュニケーション力)。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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演習では、学生の主体的な参加を重視している。したがって、レポーの提出とその内容、討議への参加、研究報告などを総合して評価する。おおむね、討論・研究活動への参加30%、レポート50%、研究報告20%で評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキストは学生との話し合いで決定する。参考文献は適宜紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業で学んだことを深め、拡げること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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次のことに関心を持ち、積極的にかかわることのできる学生を歓迎する。 ①子どもたちの主体的な学びを導くこと ②教育実践の記録や自ら収録して記録に基づいて、学びとその指導について討議すること
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 春学期の最後の授業で決めた計画に沿って、各自が夏休み中に研究したことを紹介し、その内容を検討する。そして、秋学期の計画を作成する。 | 【第2回】 | 各個人または各グループに分かれて、調べたことを持ち寄っての共同研究と討議① | 【第3回】 | 各個人または各グループに分かれて、調べたことを持ち寄っての共同研究と討議② | 【第4回】 | 各個人または各グループに分かれて、調べたことを持ち寄っての共同研究と討議③ | 【第5回】 | 各個人または各グループに分かれて、調べたことを持ち寄っての共同研究と討議④ | 【第6回】 | 各個人またはグループで調べたことの発表・討議① | 【第7回】 | 各個人またはグループで調べたことの発表・討議② | 【第8回】 | 各個人またはグループで調べたことの発表・討議③ | 【第9回】 | 各個人またはグループで調べたことの発表・討議④ | 【第10回】 | 各個人またはグループで調べたことの発表・討議⑤ | 【第11回】 | 各個人またはグループで調べたことの発表・討議⑥ | 【第12回】 | 各個人またはグループで調べたことの発表・討議⑦ | 【第13回】 | 研究のまとめ:グループ又は個人による研究報告の作成とその成果の概要の発表① | 【第14回】 | 研究のまとめ:グループ又は個人による研究報告の作成とその成果の概要の発表② | 【第15回】 | 研究のまとめ:グループ又は個人による研究報告の作成とその成果の概要の発表③ |
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