Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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教育学演習A 神田 基史
必修  2単位
【教育】 17-1-1333-3336-16A

1. 授業の概要(ねらい)

 視覚障害、聴覚障害、知的障害、肢体不自由及び病弱に加え、発達障害、不登校、虐待、非行などを含む特別支援教育及び周辺の分野で、各自が関心を持つテーマあるいはさらに理解を深めたいと考えるテーマについて、すでに行われている研究の概要を調べ、発表を行う。発表された内容をもとに受講者全員で討論を行い、その問題点を整理し、問題の改善を図る手立てを考える。これらの活動により、特別支援教育についての理解を深めることを目的とする。併せて、発表・討論の方法も学ぶ。

2.
授業の到達目標

 文献(研究雑誌などを含めた書籍)を講読し、特別支援教育に関する基本的な知識を得ることができる。
 特別支援教育及び周辺の分野への興味関心を深め、各自の研究課題を明確にもつことができる。
 発表資料を作成し、それに基づいて発表することができる。
 発表を聴いて、わからないことやもっと詳しく聞いてみたいことを述べる。

3.
成績評価の方法および基準

 発表30%、レポート・ポートフォリオ50%及び討論への参加状況20%の割合で、総合評価を行う。

4.
教科書・参考書

 発表内容に応じて、参考文献を紹介する。

5.
準備学修の内容

 インターネット等での情報収集に加え、特別支援教育に関する基本的な文献(書籍)を読むこと。
 ボランティアなどに積極的に参加したり、施設等へ自ら出向いて見学やインタビューしたりして、積極的に障害のある人の生活や学習などの見聞を広めてほしい。

6.
その他履修上の注意事項

 特別支援教育及びその周辺の問題に関心があり、討論に積極的に参加する意欲のある学生の受講を期待する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 演習の進め方・発表の方法についてのオリエンテーション・自己紹介
【第2回】
 各自の研究テーマの設定を行い、テーマの設定理由をまとめる。必要な文献を探す方法を学ぶ。発表のための資料作成を行う。
【第3回】
 各自の研究テーマとテーマ設定の理由を発表し合う。(1)
【第4回】
 各自の研究テーマとテーマ設定の理由を発表し合う。(2)
【第5回】
 各自の調べ学習を行う。文献収集・インターネットの利用(1)
【第6回】
 各自の調べ学習を行う。文献収集・インターネットの利用(2)
【第7回】
 調べた内容を発表し協議する。(1)
【第8回】
 調べた内容を発表し協議する。(2)
【第9回】
 調べた内容を発表し協議する。(3)
【第10回】
 調べた内容を発表し協議する。(4)
【第11回】
 調べた内容を発表し協議する。(5)
【第12回】
 調べた内容を発表し協議する。(6)
【第13回】
 調べた内容を発表し協議する。(7)
【第14回】
 調べた内容を発表し協議する。(8)
【第15回】
 まとめと報告書の提出
 参加する受講者の人数によって、グループを編成する等授業方法に変更がある。