Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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家庭科概論 勝田 映子
選択  2単位
【教育】 17-1-1333-3769-09A

1. 授業の概要(ねらい)

 小学校における家庭科教育の意義を踏まえた上で、教科の目標、学習内容と方法についての理解を深める。また、小学校で家庭科の授業を行う上で必要となる基礎的・基本的事項の修得を目指す。

2.
授業の到達目標

 ①小学校家庭科の目標・内容及び教育的意義について他者に説明することができる。
 ②小学校家庭科を指導する上で必要な基礎的・基本的知識及び技能を修得する。
 ②自分が興味を持った現代の生活上の課題について調べ、レポートにまとめることができる。

3.
成績評価の方法および基準

 毎時間ごとの授業ポートフォリオ40%、レポート、演習課題(縫製実習等)の達成度30%、試験30%により総合的に評価する。

4.
教科書・参考書

 小学校家庭科教科書『新しい家庭 5.6』東京書籍
 『小学校学習指導要領解説 家庭編』文部科学省
 『できますか?教えられますか?家庭科の基本』流田直監修 学研教育みらい

5.
準備学修の内容

 生活に関する情報に関心を持ち、テーマを決めて資料等を使って調べ、「生活レポート」を作成し、発表のための準備を行うこと。
 指定された教科書の次回の授業範囲を読み、専門用語や概要を理解しておくこと

6.
その他履修上の注意事項

 家庭や社会に関心を持ち、さまざまな角度から幅広く考えたり、学修内容を深く理解したりすることを期待します。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業ガイダンス(目標、内容、進め方など)  家庭科の学習経験を振り返る 
【第2回】
 家庭科の学びとは何か?-歴史と展望 家庭科で育てる資質・能力 学習方法
【第3回】
 学習指導要領を読み込む
【第4回】
 児童の生活実態と「家族・家庭生活」
【第5回】
 日常の食事と調理の基礎1-栄養と栄養素の科学 一食分の献立作り
【第6回】
 日常の食事と調理の基礎2-ゆでる・いためる調理の科学と調理の要点
【第7回】
 日常の食事と調理の基礎3-米飯と味噌汁の科学と調理の要点
【第8回】
 家庭生活と社会
【第9回】
 情報社会と消費生活
【第10回】
 快適な住まい方
【第11回】
 衣服の役割と手入れ
【第12回】
 手縫いの基礎
【第13回】
 手縫い・ミシン縫いの基礎
【第14回】
 生活と環境 これからの家族と家庭生活
【第15回】
 学習のまとめとテスト  これからの家庭科教育