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授業の概要(ねらい) |
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生涯学習・生涯スポーツの意義と学校体育の役割を理解するとともに、スポーツや健康に関する政策・行政組織等について学び、学校体育を広い視野でとらえる力を習得する。また、体力・運動能力、運動部活動、特別活動など学校体育や健康等を巡る諸事項の考え方・進め方について具体的な例を通して理解を深め、専門的な指導力を高める。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)情報の高度化、少子高齢化等が一層進展し、生涯学習社会の実現を目指す現代社会において、健全な心身を備えた人の育成に果たす体育・スポーツの役割や重要性をはじめ、学校体育や生徒の健康を巡る課題を理解しその解決について検討することができる。 (2)生涯スポーツ社会のよき実践者を育てるための基礎的な知識として、体育・スポーツにおいて学校と地域社会との連携の在り方を構想することができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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①授業内課題(20%) ②小テスト(20%) ③試験(又はレポート)(60%)で、総合的に評価する。 (皆出席が基本。3分の2以上の出席を要する。)
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4. |
教科書・参考書 |
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・教科書:①『中学校学習指導要領解説 保健体育編』(文科省、東山書房) ②『高等学校学習指導要領解説 保健体育編・体育編』(同上) ・参考書:①『新版 体育科教育学入門』(高橋健夫他編著、大修館書店) ②『小学校学習指導要領 体育編』(文科省、東洋館出版社) ③『評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料【高等学校保健体育】』 (文部科学省国立教育政策研究所、教育出版) ④『評価規準の作成、評価方法等の工夫改善のための参考資料【中学校保健体育】』 (文部科学省国立教育政策研究所、教育出版) ⑤『体育科教育』(月刊誌、大修館書店)
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5. |
準備学修の内容 |
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(1)学習指導要領解説に普段から目を通し、専門用語等を理解すること。 (2)文部科学省や都道府県の体育・スポーツ情報に関心を持ち、積極的に入手し理解すること。 (3)中・高校生の運動・スポーツ環境整備における行政や学校(組織)の取組状況や考え方、改善すべき課題などについて整理すること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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(1)保健体育の教職関連科目(体育経営管理学、保健体育科教育法Ⅰ、Ⅱ、Ⅲ等)を履修すること。 (2)教職を目指す学生に相応しい態度で受講し、自立して学習すること。 (3)本気で良き教員を目指し、常に教育や学校現場を想定して積極的に学習すること。 (4)学校や保健体育を取り巻く幅広い知識の獲得し、体育・スポーツについての視野を広げること。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション(シラバス概要・受講態度・成績評価方法等の説明) | 【第2回】 | 生涯学習・生涯スポーツの意義(文化としてのスポーツ)と保健体育科教育 | 【第3回】 | 生涯スポーツ社会の実現と学校体育の役割 | 【第4回】 | 学校体育とスポーツ政策(生涯スポーツ・競技スポーツ、障害者スポーツ) | 【第5回】 | 学校体育の推進と体育・スポーツ行政(関連法令、組織) | 【第6回】 | 学校の健康教育と健康行政 | 【第7回】 | 体力・運動能力の現状と新体力テストの概要 | 【第8回】 | 運動部活動の指導と教師の在り方 | 【第9回】 | 特別活動(体育的行事(運動会等))の企画運営 | 【第10回】 | 保健体育を中核とした横断的なテーマ設定による「総的な学習の時間」の活用と進め方 | 【第11回】 | 保健体育と「総則の体育・健康」・「特別活動(健康体育的行事)」・「総合的な学習の時間」の連携・活用の在り方 | 【第12回】 | 学校体育経営と保護者・地域との連携 | 【第13回】 | 学校体育経営と地域スポーツ団体(総合型地域スポーツクラブ、体育協会等)・指導者との連携 | 【第14回】 | 保健体育科教育の課題と展望 | 【第15回】 | まとめと試験 |
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