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授業の概要(ねらい) |
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春期の授業では実際に土器を製作してもらいましたが、秋期は春期の授業内で作った土器の図化(実測図の作成)を中心に授業を進めていきます。考古学資料は写真や拓本といった方法で提示されますが、その中でも最も一般的なものが実測図による図示です。実測図は「実測」という言葉からも分かる通り、単なるスケッチではありません。資料を精確に計測して図化したもので、計測の仕方や図化の仕方にもある程度決まったやり方があります。この授業では、実測図作成の手順を身につけてもらうことがねらいとなります。実際に遺跡から出土する土器は多くの場合破片の状態であり、完全な形で出てくることはほとんどありませんので、実測図の作成の前に破片をつなぎ合わせて復元する接合という作業が必須となります。授業内でもまず最初に土器を壊して破片の状態にし、それを接合して復元するところがスタートします。15回の授業うち前半は復元作業、後半は実測図の作成作業が中心となります。
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授業の到達目標 |
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1.土器の復元作業に関する基礎的な知識を学ぶ。 接合による土器の復元に関する基礎的な知識を学ぶことが目標となります。 2.実測図作成に関する基礎的な知識を学ぶ。 実測図を作成する際の計測方法や、図化の方法などの基礎的な知識を学ぶことが目標となります。
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成績評価の方法および基準 |
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履修者は最低1点の土器実測図を提出してもらいます。授業に取り組む姿勢と実際の作業を通してどの程度知識を習得したかによって成績を評価します。
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教科書・参考書 |
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教科書は特に指定しません。授業内で適宜参考資料を提示していきます。
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準備学修の内容 |
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2Hと3Hの鉛筆をそれぞれ1本ずつ用意してください。実測図を作成する際に必要となります。
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その他履修上の注意事項 |
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机に向かって勉強するというよりは、実際に手を動かす作業が中心となるので、そのつもりで授業に臨んでください。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス | 【第2回】 | 土器の接合1回目 | 【第3回】 | 土器の接合2回目 | 【第4回】 | 土器の接合3回目 | 【第5回】 | 土器の接合4回目 | 【第6回】 | 土器の接合5回目 | 【第7回】 | 土器の接合6回目 | 【第8回】 | 土器の実測1回目 | 【第9回】 | 土器の実測2回目 | 【第10回】 | 土器の実測3回目 | 【第11回】 | 土器の実測4回目 | 【第12回】 | 土器の実測5回目 | 【第13回】 | 土器の実測6回目 | 【第14回】 | 土器の実測7回目 | 【第15回】 | 土器の実測8回目 |
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