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授業の概要(ねらい) |
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明治~大正期にかけて、政党政治家として活躍し、「平民宰相」として知られる原敬。立憲政友会を率いて政党政治の進展に寄与した原は、1921(大正10)年11月4日に東京駅丸ノ内改札で暗殺されるまで、膨大な日記を書き残した。 本授業では、原の記した日記(『原敬日記』)を題材として、参加者全員で輪読・報告する。一人の政党政治家の眼を通して、近代日本の政治や社会について理解を深めるとともに、近代史料の読解や調査の方法を学んでいく。
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2. |
授業の到達目標 |
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①近現代日本の政治家が残した「日記」を活字で読み、その文意を説明できるようになること。 ②「日記」に書かれた登場人物・事件・事項などを調査する能力を身につけること。 ③他の史料などを読み解き、「日記」の記述を検証できるようになること。
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成績評価の方法および基準 |
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毎回の授業での報告・質疑を重視する。 また最終回にテストを行い、総合的に評価を行う。
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教科書・参考書 |
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【教科書】授業中に配布する 原奎一郎・林茂(編)『原敬日記』(全6巻)福村出版、1981年 岩壁義光・広瀬順晧編『影印原敬日記』(全17巻)北泉社、1998年 【参考書】 岡義武『近代日本の政治家』岩波現代文庫、2001年(初版1960年) 山本四郎『原敬をめぐる人々』NHKブックス、1981・1982(続)年 原敬文書研究会編『原敬関係文書』(全11巻)日本放送出版協会、1984-1989年 川田稔『原敬と山県有朋―国家構想をめぐる外交と内政』中公新書、1998年 季武嘉也『原敬―日本政党政治の原点』山川出版社、2010年 原奎一郎『ふだん着の原敬』中公文庫、2011年 伊藤之雄『原敬―外交と政治の理想』上・下、講談社、2014年 そのほか、授業中に適宜指示する。
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準備学修の内容 |
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テキストを読み込み、文意と内容を解読する。また参考文献などを使用して、担当範囲の政治や社会の動きを説明できるようにする。その上で、史料の記述内容を幅広く調査し、その結果を報告に盛り込むこと。
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その他履修上の注意事項 |
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授業での報告・質疑の内容を重視する。報告者はもちろん、その他の受講者も事前にテキストを読み、質疑応答に参加することが求められる。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス・史料の概略と授業の進め方について | 【第2回】 | 「原敬日記」を読む(1) | 【第3回】 | 「原敬日記」を読む(2) | 【第4回】 | 「原敬日記」を読む(3) | 【第5回】 | 「原敬日記」を読む(4) | 【第6回】 | 「原敬日記」を読む(5) | 【第7回】 | 「原敬日記」を読む(6) | 【第8回】 | 「原敬日記」を読む(7) | 【第9回】 | 「原敬日記」を読む(8) | 【第10回】 | 「原敬日記」を読む(9) | 【第11回】 | 「原敬日記」を読む(10) | 【第12回】 | 「原敬日記」を読む(11) | 【第13回】 | 「原敬日記」を読む(12) | 【第14回】 | 「原敬日記」を読む(13) | 【第15回】 | 後半のまとめ・最終回テスト |
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