1. |
授業の概要(ねらい) |
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日本の古美術品やそれに関係する史資料に直接触れ、そこから様々な情報を読み取る訓練をおこなう。まずは、美術資料の正しい取り扱い方を習得する。その上で、各々の美術資料から必要な情報(材質、技法、箱書きや作品に記されている内容、製作者の情報など)を読み取り、それらを分析して、作品解説する方法を身につける。そのため、簡単なくずし字を読むスキルも必要となる。また折にふれ、展覧会見学会を行い、実作品を観察して自ら何かを発見する経験を大切にしたい。春期は、古美術品の基本的な取り扱いと、仮名のくずし字を読む訓練を中心におこなう。
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2. |
授業の到達目標 |
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美術作品の基本的な取り扱いと、簡単なくずし字が読めるようになること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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平常点(積極性、授業内の課題)や課題の出来などを総合的に判断して評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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授業中、適宜紹介する。
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5. |
準備学修の内容 |
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なるべく多くの美術館、博物館へ行くこと。授業で学んだくずし字の復習。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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展覧会見学会のほか、外部の博物館へ作品調査に行くことがあります。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | ガイダンス 授業の内容と進め方の説明 | 【第2回】 | 日本の古美術品の特質(講義) | 【第3回】 | 古美術品の観察と材質、取り扱い方法 | 【第4回】 | 古美術品の取扱い①掛軸 | 【第5回】 | 古美術品の取扱い②茶道具 | 【第6回】 | くずし字にふれる① | 【第7回】 | くずし字にふれる② | 【第8回】 | 江戸の絵本を読む① | 【第9回】 | 江戸の絵本を読む② | 【第10回】 | 江戸の絵本を読む③ | 【第11回】 | 江戸の絵本を読む④ | 【第12回】 | 展覧会見学① | 【第13回】 | 展覧会見学② | 【第14回】 | 美術資料修復現場見学 | 【第15回】 | まとめ |
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