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授業の概要(ねらい) |
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私たちの生きる現代社会はどのような社会であると考えますか?みなさんが生まれた時代と比較して、現在の日本社会はどのように変わったと考えますか?この講義では、現代社会の構造とその実態を把握するための理論と分析手法を説明したうえで、公的データおよび民間データをもとに青年期における社会意識と社会行動の変容を分析し、現代社会のあり方を考えます。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)現代社会の構造を把握するための理論と分析手法を理解し、説明できる。 2)現代社会でおきている問題や課題を発見し、それを解決するためには、行政、教育機関、地域、家族がどのような取り組みをするべきか、社会学的知識に基づいた自分の意見を説明できる。 3)現代社会に生きる自分の人生を展望し、今後の行動目標を立てる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業時間の最後10~15分程度で意見・感想・質問などを記入するリアクションペーパーおよび小レポート(20%)と試験の成績(80%)で評価します。
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4. |
教科書・参考書 |
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帝京大学文学部社会学科『多摩学』執筆委員会編著『多摩学』(学文社) 田所承己・菅野博史編『つながりをリノベーションする時代』(弘文堂)
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5. |
準備学修の内容 |
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・テキストや配布する資料を授業前・授業後に読み、予習復習をする。 ・授業内容の理解を深めるため、指定したテーマについて1~2週間で小レポートを作成し、提出する。(1回) ・発展学習として、MELICで本を3冊以上借りて読み、自分の意見をまとめる。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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基本的には講義形式をとりますが、受講生との双方向の対話を重視しているため、授業中にみなさんの意見や考えを求めることがありますので、積極的に応答してください。また、共に学び合うことも重視しているため、授業中に課すリアクションペーパーの内容は、個人情報を除き、授業中に取り上げることがありますので、承知しておいてください。パソコンによるノートテイクを希望する場合には、事前に相談してください。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 講義の概要とねらい | 【第2回】 | ブラックバイト問題 | 【第3回】 | ファッション | 【第4回】 | 総中流と格差 | 【第5回】 | 総中流社会から格差社会へ | 【第6回】 | 『レ・ミゼラブル』が提示する今日的課題(1) | 【第7回】 | 『レ・ミゼラブル』が提示する今日的課題(2) | 【第8回】 | 前半のまとめ、学習到達度の中間確認 | 【第9回】 | 現代社会における青年期の変容 | 【第10回】 | 現代青年における家族関係 | 【第11回】 | 現代青年における学校関係 | 【第12回】 | 現代青年における友人関係 | 【第13回】 | 現代青年における恋愛関係 | 【第14回】 | 現代青年の国際比較 | 【第15回】 | 全体のまとめ、学習到達度の確認 |
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