1. |
授業の概要(ねらい) |
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本講義では、社会福祉学の基本的な論点について、具体的な事象に軸足を置きながら議論する。自身も無関係でない問題として社会福祉をめぐる議論を捉え、思考できるようになることを目指す。
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2. |
授業の到達目標 |
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社会福祉をめぐる論点について、具体的な問題を知ること。 そうした問題を解決するための制度と、その限界を理解し、説明できること。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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試験(80%)および授業中の積極的な参加(20%)による。試験は講義で扱った内容を適切に理解し、これに基づいて関連する社会現象を把握する能力を身につけているかを評価する。
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4. |
教科書・参考書 |
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圷洋一ほか、2016、『問いからはじめる社会福祉学』有斐閣.参考文献は講義中に各回の内容に関連するものを提示する。
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5. |
準備学修の内容 |
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講義の前後に教科書を読み、講義内容の予復習に努めることを期待する。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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講義内容への質問・批判等を通じた積極的な授業参加を期待する。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | イントロダクション:授業計画および概略を示し、評価基準について詳説する。 | 【第2回】 | 社会福祉学とは何か | 【第3回】 | 若者と雇用 | 【第4回】 | 育児と自己責任 | 【第5回】 | 老後と社会保障 | 【第6回】 | 教育と貧困 | 【第7回】 | 健康と貧困 | 【第8回】 | 社会的包摂と社会的排除 | 【第9回】 | 市場経済 | 【第10回】 | 権力 | 【第11回】 | 他者と分断 | 【第12回】 | 逸脱と再包摂 | 【第13回】 | 社会福祉学と福祉社会学 | 【第14回】 | 質疑応答・試験対策:評価基準について再確認し、試験に向けた学習を支援する。 | 【第15回】 | 期末試験:上記到達目標が達成されたか否かを確認する。 |
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