1. |
授業の概要(ねらい) |
|
外国語を身につける際に必要なのは母語話者と同じ言語体験をすることであり、文化背景を共有することです。音楽と映画はそのためにはもっとも手軽な方法と言えるでしょう。この授業では英語圏のポップ・ミュージックを素材に、英語のさまざまな側面に触れていきたいと思います。ごく最近の曲の相当よく知られている歌から、大学の授業でもなければ聴く機会がないようなものまで取り混ぜて扱っていきます。 英語表現については、①リズム、②音の仕組み、③口語表現、④文学的表現、⑤その他の洒落た言い回しなどについて身につけていきましょう。また、文化的背景については、①社会と個人の関係、②時代の関心事、③風習や制度といったことが、取りあげられることになると思います。また、聞いているだけでもリスニングのトレーニングにはなりますが、より効果を上げるためには、自分で声に出すことも必要です。聞いたり歌ったり(上手い下手はこの際度外視して)、時には映像を見たりしながら、さまざまな英語に触れていくことにしましょう。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
①英語のリスニング力の向上。 ②語彙、イディオムの充実。 ③歌の内容を理解し味わう。
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
①クラスへの自発的参加:20% ②小テスト:20% ③学期末試験:30% ④学期末リポート:30%
|
4. |
教科書・参考書 |
|
参考書 ピーター・バラカン(2003)『ロックの英詞を読む』集英社インターナショナル。 (2016)『ロックの英詞を読む──世界を変える歌──』集英社インターナショナル。
|
5. |
準備学修の内容 |
|
毎回の授業で、翌週取りあげる歌を紹介します。必ず授業前には聞いておいてください。歌詞などは、さまざまなインターネット・サイトで紹介されていますが、まずは自分の耳で確かめてください。さらに、歌詞を日本語に訳したサイトもありますが、ほとんどは素人のやったかなり怪しげなものです。まずは自分で辞書を丹念に使って、シンガーが伝えようとしているメッセージを自分で読み取ってください。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
授業では、音楽を聴き映像を見ます。遅刻は時間までに来ている学生たちが大変迷惑します。遅刻は厳禁とします。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | 導入 | 【第2回】 | 1950年代までのポップ・ミュージック(1) | 【第3回】 | 1950年代までのポップ・ミュージック(2) | 【第4回】 | 1950年代までのポップ・ミュージック(3) | 【第5回】 | 1960年代のポップ・ミュージック(1) | 【第6回】 | 1960年代のポップ・ミュージック(2) | 【第7回】 | 1960年代のポップ・ミュージック(3) | 【第8回】 | 1960年代のポップ・ミュージック(4) | 【第9回】 | 1960年代のポップ・ミュージック(5) | 【第10回】 | 1970年代のポップ・ミュージック(1) | 【第11回】 | 1970年代のポップ・ミュージック(2) | 【第12回】 | 1970年代のポップ・ミュージック(3) | 【第13回】 | 1970年代のポップ・ミュージック(4) | 【第14回】 | 1970年代のポップ・ミュージック(5) | 【第15回】 | まとめ+テスト (授業計画は大幅に変更される可能性があります。) |
|