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授業の概要(ねらい) |
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この授業は前期に引き続き、会話文の作成能力の向上を目指します。基礎会話を完全にマスターし、語彙をより増やしながら文章の組み立て訓練を行います。リスニング能力の向上訓練を中心に中国人らしい表現力が身に付き、スムーズに交流できるような表現を学習します。口と耳を使っての練習や、回答式の会話や個人スピーチ、作文など多くのトレーニングを通して、リスニングとスピーキングの能力をいっそう高め、場面に応じて自然に中国語を話せるよう、着実に力を付けていきます。また、数多くの定例句を作る訓練を行うことで、日常使う多様な会話文を成立させるコミュニケ−ション能力を獲得していきます。旅行や留学時によく使うフレーズを中心に勉強していきます。 関連ビデオを観ながら、実際会話における応答表現についてシミュレーションし、訓練します。映画内のセリフや歌詞を通して日常の会話表現などを多様に身に付けていきます。 中国語検定試験模擬の練習を(授業の一環として)数回行ないます。
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2. |
授業の到達目標 |
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この段階になりますと、「聴く、話す、読む、書く」という四本柱の総合能力を高めていくことを目標します。語彙をより増やすことと慣用文型表現を使いこなすことが重要になります。語彙を増やしながら語彙の応用能力を高めていくことにより、多様な会話文を作る力のレベルアップを目指します。学生同士やグループごとに練習することでコミュニケーション能力を高めていく事を目指します。 また、中国語映画や中国語歌唱を参考にすることで多様な語彙を増やすとともに、リスニング能力とトーキング能力を強化します。 中国語検定試験の模擬練習を通して、中国語の微妙な言葉表現をしっかり学ぶとともに、伝達力、理解力などのコミュニケーション能力を身に付けることを目指します。中国語検定試験3級を目標にします。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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①積極的な授業参加態度(発言、質問、黒板前に立つ、無断欠席しない):10% ②毎回の小テストの評価:20% ③中間テスト:30% & 期末テスト:40%
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4. |
教科書・参考書 |
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『思いっきり中国語』車 麗 著 同学社 補充教材 中国語検定3級(リスニング)
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準備学修の内容 |
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言語習得は練習を繰り返し行なうことが肝心です。毎回の授業前に30分~1時間の復習・予習をするだけで、まったく効果が違ってくることを信じてください。 さらに中国語能力を大きく伸ばすためには語彙の量を増やすことが重要です。単語をフレーズと一緒に覚えることと、その単語で簡単な文章を作ってみることを常に行うことが効果的な勉強法です。授業以外にもテキストに備えられたCDを繰り返し聴くように心掛けましょう。毎回単語と重要フレーズをチェックしますので、必ず暗記して下さい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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語学は楽しみながら勉強する気持が大切で、それが上達への早道です。また、教科書以外の授業中に出てきた良く使うフレーズや言い回しは必ずノートに取るようにして下さい。積極的に授業に取り組む姿勢が大切です。辞書を持参することを要求します。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション 復習 | 【第2回】 | 夏休みの出来事を語る;表現ポイント | 【第3回】 | 道を案内する;リスニング訓練 | 【第4回】 | 飲食店で;表現ポイント | 【第5回】 | シチュエーションを設定;発表する | 【第6回】 | リスニング訓練;好き嫌いを語る | 【第7回】 | グループ会話練習;テーマ設定(お誕生日会) | 【第8回】 | 中間テスト(発表) | 【第9回】 | 病気とお見舞いなどの表現 | 【第10回】 | リスニング訓練;グループ発表 | 【第11回】 | 成績や学校生活を語る | 【第12回】 | もうすぐクリスマス;お土産とプレゼントを贈る | 【第13回】 | ホテルを予約する;会話練習 | 【第14回】 | 送別会;リスニング訓練 | 【第15回】 | 総復習;期末テスト |
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