Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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卒業セミナー I 玉井 昇
選択必修  2単位
【外国語】 17-1-1410-4407-09A

1. 授業の概要(ねらい)

 オーストラリア、ニュージーランド、ハワイ、グアムなど、オセアニア英語圏の文化や社会的問題を扱います。概して、この地域は親日的であり、日本に対する関心も高いのですが、逆に日本では、他の地域に比べて注目される機会が少ないのが実情です。他方で、太平洋という海を共有し、ビジネスはもちろん、観光や留学など、日増しに日本との交流が進展しています。そんなオセアニアの概要を理解した上で、地域の抱える諸問題を分析します。 授業では、グループワークやワークショップを通して、「考え抜く力(シンキング)」や「チームで働く力(チームワーク)」を養います。また、個々人が設定したテーマに関する調査とプレゼンテーションを行うので、積極的に「前に踏み出す力(アクション)」も必要です。

2.
授業の到達目標

 ①自らの関心に基づいてテーマを設定し、外国語を含めた文献を検索、収集、熟読し、調査できる。
 ②調査した内容を発表し、聞き手からの質問に答え、コメントを研究にフィードバックできる。
 ③他者の研究に関心を持ち、発表を意欲的に聴き、質問やコメントをすることができる。
 ④調査および発表後、フィードバックして精査した内容を文章化することができる。
 ⑤他者と協働して課題を設定し、対するアクションプランを合意作成することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 全体授業への貢献度(20%)、プレゼンテーション(40%)、報告書(40%)を目安に総合的に評価します。その基準は以下の通りです。
  S(90点以上)=上記の到達目標をすべて達成し、3つ以上を「優れた水準」で達成。
  A(80点以上)=上記の到達目標をすべて達成し、2つを「優れた水準」で達成。
  B(70点以上)=上記の到達目標をすべて達成し、1つを「優れた水準」で達成。
  C(60点以上)=上記の到達目標をすべて達成している。
  F(59点以下)=上記の到達目標を1つ以上達成できていない。

4.
教科書・参考書

 授業の中で各人の選択テーマに応じた基本書と参考書を選定してもらいます。

5.
準備学修の内容

 グループワーク、ディスカッション、個人調査など、内容や手法によって毎回異なります。詳細は開講時およびそのつど指示します。

6.
その他履修上の注意事項

 その他、学外での研修や調査なども計画しています。受講生の主体性が求められる演習形式の授業なので、積極的な参加が望まれます。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 アイスブレイキング、ガイダンス、授業内容の説明
【第2回】
 導入授業とワークショップ―オセアニア地域を学ぶ目的と意義
【第3回】
 ワークショップ1:(予定)フォトランゲッジ:写真から読み解くオセアニアの文化的一側面
【第4回】
 ワークショップ2:(予定)バーチャルインタビュー:聞き取り調査から考えるオセアニアの社会的一面
【第5回】
 個別調査テーマの決定、調査方法およびの説明
【第6回】
 個別報告(レジュメ+OHP、OHCやパワーポイント等の使用奨励)と全体討論1
【第7回】
 個別報告(レジュメ+OHP、OHCやパワーポイント等の使用奨励)と全体討論2
【第8回】
 個別報告(レジュメ+OHP、OHCやパワーポイント等の使用奨励)と全体討論3
【第9回】
 個別報告(レジュメ+OHP、OHCやパワーポイント等の使用奨励)と全体討論4
【第10回】
 前半の振り返りと後半にむけて
【第11回】
 個別報告(レジュメ+OHP、OHCやパワーポイント等の使用奨励)と全体討論5
【第12回】
 個別報告(レジュメ+OHP、OHCやパワーポイント等の使用奨励)と全体討論6
【第13回】
 個別報告(レジュメ+OHP、OHCやパワーポイント等の使用奨励)と全体討論7
【第14回】
 個別報告(レジュメ+OHP、OHCやパワーポイント等の使用奨励)と全体討論8
【第15回】
 全体討論、ふりかえりとまとめ