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授業の概要(ねらい) |
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春期「小学校・英語活動概論」の内容を受けて、子供を引き付ける「英語活動」について引き続き学ぶ。従って、「小学校・英語活動概論」の授業を履修済みであることが望ましい。 秋期の授業では、子供にとって楽しくかつ効果的なインプット・アウトプットを考え、実際に小学校で活用されている歌、チャンツ、ゲーム、などの活動を通して実践の場を想定した指導練習を重ねていく。さらに、英語の絵本を使った指導方法も学ぶ。最終的には、前期同様に指導案を自ら作成し、デモ授業を行う。 デモ授業では、学生同士互いの授業を参考にしながら、指導のポイント、英語を生かした楽しい活動の在り方等をともに考えていく。集中した実践指導のため、履修可能人数は20人程度とする。
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2. |
授業の到達目標 |
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・「英語活動」に必要な英語による指示語・英単語を身に付ける。 ・英語の歌、チャンツやゲームを身に付ける。 ・指導目標を立て、指導案を作成し、英語を通して「英語活動」を指導する。 ・英語の絵本を活用した授業を実践する。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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英語の小テスト(30%)、英語による指導案及びデモ授業(50%)、レポート課題(20%)
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:『Bright and Early』 Junko Matsuzaki Carreira 南雲堂 参考文献:『英語の絵本活用マニュアル』 外山節子 コスモピア
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5. |
準備学修の内容 |
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・身近なもの、日常的な行動などがスムーズに英語で言えるよう、日頃から意識して英単語や表現を増やすことが必須である。そのためにテキストの指定箇所を毎回学習し確実に暗記すること。小テストで確認する。 ・中学校、高校レベルの基礎的な文法を復習し理解しておくこと。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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子供を引き付ける「英語活動」とは何かを学ぶ場である。受け身にならず、積極的に参加すること。春期同様にグループワークを多く取り入れるので、互いの意見の中から、あるいは一人の指導者としての立場から小学校における「英語活動」の授業について知識を深めていってもらいたい。身体も心もフル活用である。子供の気持ちがわかる良い指導者であり、かつ英語もできる指導者であることを目指して取り組むこと。実践的な活動が多いので、履修人数は最大20名程度とする。履修希望者が多い場合は英語の小テスト(基本的文法)で可否を決める。(履修者は即日掲示発表) 春期「小学校・英語活動概論」を履修していることが望ましい。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 小学校英語活動の現状 多用できる活動や歌を身に付けよう Classroom Englishを学ぶ | 【第3回】 | 歌・チャンツを指導する Classroom English 小テスト① | 【第4回】 | ウオーミングアップの確認 ウオーミングアップの実践 | 【第5回】 | 指導案を作ろう その1 言語材料を選ぶ・指導案を立てる Classroom English 小テスト② | 【第6回】 | 指導案を作ろう その2 言語材料を選ぶ・指導案を立てる | 【第7回】 | デモ授業1 Classroom English 小テスト③ | 【第8回】 | デモ授業2 | 【第9回】 | 英語絵本を中心にした授業について 英語絵本の分析、及び授業での生かし方 Classroom English 小テスト④ | 【第10回】 | 英語絵本を中心にした指導案作成 | 【第11回】 | 英語絵本を中心とした授業練習 Classroom English 小テスト⑤ | 【第12回】 | 英語絵本を中心とした授業練習 | 【第13回】 | デモ授業3 | 【第14回】 | デモ授業4 | 【第15回】 | フィードバック |
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