1. |
授業の概要(ねらい) |
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単純に本があり借りることができる場所と捉えられがちな図書館であるが、様々な文化的・社会的サービスを提供している。この授業では、図書館サービスの理念や歴史を学習することでその考え方と構造の理解を図り、さらに資料提供、情報提供、連携・協力、課題解決型支援、障害者・高齢者・多文化サービス等の各種サービスについての学習を通して図書館の理念がどのように活きているかを学習する。さらに,図書館サービスを提供する上で欠かすことができない著作権や,接遇・コミュニケーション等の基本を解説する。
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2. |
授業の到達目標 |
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1)図書館の役割を説明できる 2)図書館が提供するサービスを列挙することができる 3)主要な図書館サービスを分類し、その違いを説明できる 4)図書館の館種の違いを説明できる 5)図書館サービスの変遷について説明できる
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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・テスト(50%)、レポート(30%)、LMSによる小テスト・授業参加度(20%)の総合評価。ほぼ毎回小テストを課す。 ・テストを受けるためには、初回・最終回を含む11回以上の出席と、レポートの提出が必要。出席やレポートに不正があった場合は自動的に不合格とする。
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4. |
教科書・参考書 |
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テキスト:なし 参考文献:授業用サイト等で適宜案内する。
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5. |
準備学修の内容 |
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授業で学習したサービスの提供状況や利用状況を確認するために、日常的にMELICや地元の図書館に足を運ぶことが望ましい。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・第1回目のオリエンテーションは、授業の進め方や成績評価方法の重要な説明があるので必ず出席すること。やむをえず欠席する場合は事前に相談すること。事前相談がなかった場合、第2回目以降の出席は認めない。 ・パソコン、メール、ウェブ、ワープロソフトについて初級以上の知識・技能が必須。
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業オリエンテーション | 【第2回】 | 図書館サービスの種類・概要 | 【第3回】 | 図書館サービスの基盤 | 【第4回】 | 図書館サービスの変遷 | 【第5回】 | 館種別の図書館サービスの特徴 | 【第6回】 | 資料提供サービス① 貸出サービス | 【第7回】 | 資料提供サービス② 閲覧と資料保存 | 【第8回】 | 情報提供サービス | 【第9回】 | 利用者別図書館サービス① 児童サービス、乳幼児サービス、ヤングアダルトサービス | 【第10回】 | 利用者別図書館サービス② 一般成人向けサービス、高齢者サービス、障害者サービス、アウトリーチサービス | 【第11回】 | 図書館サービスとコミュニティ | 【第12回】 | 図書館ネットワークと類縁機関との協力 | 【第13回】 | 図書館サービスと著作権 | 【第14回】 | 図書館と危機管理 | 【第15回】 | 授業のまとめ、学習成果の自己評価、授業評価 *授業計画は学習状況によって変更することがある。 |
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