Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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インターンシップ I 田村 隼人
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【スポーツ医療】 17-1-1501-4473-04A

1. 授業の概要(ねらい)

親和力:◎
協働力:○
統率力:△
感情制御力:
自信創出力:△
行動持続力:
課題発見力:○
計画立案力:
実践力:◎
創造力:
 インターンシップにおいて、帝京大学の学生代表として実習に向き合うことになる。そこで、この授業を通じて帝京大学で学ぶことの意義、そして愛校心を育み、責任ある行動で企業に貢献し、インターンシップに取り組んでもらいたい。具体的には組織での業務に欠かせない対人コミュニケーション能力の向上をはかりつつ、産業界の概要を知り、業界研究及びインターンシップの受け入れ先の企業研究を通じて、インターンシップの重要性を学びます。授業内ではグループワーク・グループディスカッションを積極的に取り入れ、自己理解、他者理解を深めます。さらに、産学連携を通じて、「プレ・インターンシップ」のグループディスカッション等で鍛えられた対人コミュニケーションのさらなる向上を図りながら、インターンシップ実習前に必要な意識、知識を磨くことを目指します。また授業内にて毎回の授業を振り返る短文を書くことで、授業内容の確認と同時に文章作成の癖をつけます。春期は「職場実習で困らないための要件理解とスキル修得」をテーマに取組み、下記内容を考え学び、実践的にトレーニングします。
 ①インターンシップに対する目的意識の明確化 ②挨拶・マナー等の基礎要件
 ③敬語を使った会話の仕方 ④職場での課題対応の仕方
 インターンシップは、普段の生活と大きく異なる「企業内での実習」です。そのため、意識の改善、必要スキルの修得が大切になります。いわば「マナー」と「マインド」がインターンシップの事前指導のポイントです。

2.
授業の到達目標

 (1)インターンシップを理解し、実習時には授業で学んだことを実践できること
    具体的には、積極的な姿勢と責任ある態度で、実習先事業所の業務に貢献できること
 (2)社会人(職業人)として働くための心構えやスキルを身に付ける
 (3)卒業後のキャリアデザインを言語化する
 (4)ビジネスや就職活動に必要な書類を知り、作成できる
 (5)就職活動を通してキャリアサポートセンターを徹底的に活用できること

3.
成績評価の方法および基準

 通年授業のため、春期には試験をしないが、インターンシップ実習先企業の勤務評価が、秋期末の成績評価に加味される。また、春期における以下の4点を総合判断して成績に反映させる。
 ①出席日数12日以上であること。(4回以上の欠席及び遅刻・早退等あった場合、夏期休暇中のインターンシップ(就業体験)に参加できない場合もあります)②講師が指定したワークや調べ学習等、事前事後の課題の提出。③◆授業を受けるときのルール◆(「学生への要望・その他」欄参照)を守ること。④インターンシップをする上で、また今後の就職活動の準備として、キャリアサポートセンターが実施する就職・キャリア形成支援行事(以下、「学生への要望・その他」に記載の項目)への参加状況。

4.
教科書・参考書

 テキスト:『Challenge!』(キャリアサポートセンター刊行)
  9月下旬の「第2回就職ガイダンス」の参加時に配布されます。
  ※上記ガイダンスについては、上記3.成績評価方法(Grading Policy)に記載されている
  キャリアサポートセンターが実施する就職・キャリア形成支援行事の一つとして参加必須です。
 資料:必要に応じてその都度配布する

5.
準備学修の内容

 新聞を読む習慣をつける。
 テレビのニュースを1日1回以上観る。
 本を読む癖をつける。
 書類等の作成は期日内に行うこと。
 実習参加にあたっては、体調を整え、欠席や遅刻のないようにすること。

6.
その他履修上の注意事項

 ◆授業を受けるときのルール◆
 この授業は、職業人への導入となる授業なので、今から社会人としての最低限のマナー・エチケットを身につける意味で以下のことを守ること。
 ①遅刻をしない。授業開始10分以降の入室は認めない。②入室の時は脱帽しコート・マフラー・手袋類は脱ぐこと。③机上にペットボトルなどの飲料水を置かないこと。④飲食禁止。⑤携帯電話の電源を切るかマナーモードにしておくこと。⑥私語は慎むこと。⑦グループ編成をするときは3分以内に完了すること。⑧教室はきれいに使うこと。⑨授業始業時及び終了時は日直による起立・礼を行う。⑩秋期授業終了時までにキャリアサポートセンターを徹底的に活用できるようになること。
 また本授業の補助教育として、キャリアサポートセンターが主催する指定された行事に、積極的に参加してください。行事の詳細は、授業内のオリエンテーションでお知らせします。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 オリエンテーション 「インターンシップ」の概要と授業理解
【第2回】
 ジリツへの挑戦(1)入学から現在までの自分を見直す①
【第3回】
 ジリツへの挑戦(2)入学から現在までの自分を見直す②
 参加のための必要書類の作成① 履歴書の書き方①
 応募書類を郵送してみよう カバーレター(書類送付状)の書き方
【第4回】
 ジリツへの挑戦(3)インターンシップで役立てるコミュニケーション&マナー①
 「実践的ビジネスマナー講座①」グループワーク
【第5回】
 ジリツへの挑戦(4)参加のための必要書類の作成② 履歴書の書き方②
 グループワークにて内容及び体裁をチェック
 自分が郵送した応募書類と他者との違いを知ろう
【第6回】
 ジリツへの挑戦(5)実習オリエンテーション①
 インターンシップ受入企業について 求人NAVI Webエントリー説明
【第7回】
 ジリツへの挑戦(6)「インターンシップ」の意義の再理解
 nEQの受検結果から、社会人基礎力の3つの能力及び12の能力要素を知り、目的意識をつくる①
【第8回】
 ジリツへの挑戦(7)未来の想像
 現在から未来を想像する
【第9回】
 ジリツへの挑戦(8)質問力強化①
【第10回】
 ジリツへの挑戦(9)実習企業の研究③
 企業研究 受入企業を調べ、目的意識を作る②
 「実習企業研究シート」を活用した個人及びグループワーク
【第11回】
 ジリツへの挑戦(10)ゲストセッション 企業が求める若手人材とは?
 人事採用担当者を招いて、「新入社員に期待すること!」のパネルディスカッション
【第12回】
 ジリツへの挑戦(11)実習オリエンテーション② 保険 実習日誌、成果報告書の書き方
 お礼状の書き方 ほか提出書類の確認と注意事項
【第13回】
 ジリツへの挑戦(12)質問力強化②
【第14回】
 ジリツへの挑戦(13)インターンシップで役立てるコミュニケーション&マナー②
 「実践的ビジネスマナー②」服装 メイク 電話応対 敬語等 ※リクルートスーツ着用
 「実習直前ガイダンス」
【第15回】
 学習のまとめ 「学び」と「働く」をつなぐ
 全員スピーチ 決意表明 2分間スピーチ
 インターンシップ体験を活かす 大学の授業で ゼミで 就活に活かす