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授業の概要(ねらい) |
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物質的には高度に発達し、豊かになった現代社会の中で、得たものも数多くあったが、逆に自然破壊、高度に発達したがゆえのストレスによる数々の病名も生み出だした。そのような時代の流れから、近年わが国でも、単に勤労するだけの時代から真の豊かさを求める時代に入り、労働時間短縮・生涯活動事業の充実等余暇環境の整備を計っている。 その中で、レクリエーションは労働と対比する遊びの領域で展開され、心のゆとりと豊かさを支える重要な要素である。老若男女・健常者・障がい者を問わず、それぞれの範囲の中でそれぞれの、「楽しみ」「趣味」「自然」すなわち「スポーツ」「カルチャー」「ネイチャー」を享受できることが望ましい。 この講義では、その各活動領域の中での、計画立案・運営等についての基礎理解を目的として開講致します。
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授業の到達目標 |
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1.レクリエーションの歴史を習得する。 2.レクリエーションの意義を習得する。 3.なぜ今レクリエーションが必要なのか理解し習得する。 4.レクリエーションの実際を習得する。 5.レクリエーションを企画、立案することを習得する。 6.各対象者(幼児から年配者、介護・福祉、障がい者)それぞれのレクリエーションを理解し習得する。
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成績評価の方法および基準 |
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1.レクリエーションの歴史を習得する。 2.レクリエーションの意義を習得する。 3.なぜ今レクリエーションが必要なのか理解し習得する。 4.レクリエーションの実際を習得する。 5.レクリエーションを企画、立案することを習得する。 6.各対象者(幼児から年配者、介護・福祉、障がい者)それぞれのレクリエーションを理解し習得する。
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教科書・参考書 |
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財団法人日本レクリエーション協会発行 『レクリエーション支援の基礎』¥2,160
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準備学修の内容 |
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1.現実社会の中で、いかにレクリエーションが生かせれているか、常日頃から考える事。 2.各種イベントへの参加によってレクリエーションを考える事。 3.レクリエーションの傷害について知る事。 4.普段の生活の中にある情報の中からレクリエーションに関する事を注意深く考える事。
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その他履修上の注意事項 |
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1.資格に関わる講座なので、「教えてもらう」よりも自らが「学ぶ」という姿勢で臨んでください。 2.普段の生活の中でどの様にレクリエーションがが存在してるのか興味を持ってください。 3.受講生相互のコミュニケーションを図ってください。 4.1回目から15回まで提示してありますが、受講生諸君の理解度・習熟度・習得度によって変更・追加・修正がある場合があります
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業ガイダンス(資格取得のためのガイダンス、授業ガイダンス) レクリエーションの基礎理論 | 【第2回】 | レクリエーションの意義 レクリエーションの理解 | 【第3回】 | レクリエーションの歴史 レクリエーションの未来 | 【第4回】 | レクリエーションの実際 コミュニケーションワーク、レクリエーション支援論 | 【第5回】 | レクリエーション支援の考え方 レクリエーション・インストラクターに期待される役割 | 【第6回】 | レクリエーション・インストラクターとしての配慮 支援の展開と方法、支援の目標と理念 | 【第7回】 | ライフスタイルとレクリエーション | 【第8回】 | 少子高齢化社会の課題とレクリエーション 地域づくりとレクリエーション、レクリエーション事業論 | 【第9回】 | レクリエーション事業とは | 【第10回】 | 事業計画Ⅰ(集団を介して個人にアプローチする事業の作り方) | 【第11回】 | 事業計画Ⅱ(市民を対象とした事業の作り方) | 【第12回】 | 安全管理に関する基礎知識 | 【第13回】 | 事業評価の意義と目的 | 【第14回】 | 魅力ある行事にするために | 【第15回】 | 総合的なまとめ |
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