Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

ひとつ前のページへ戻る 教授名で検索

 
スポーツ方法実習(ラグビー) 水上 茂
選択  1単位
【教育文化】 17-1-3074-0504-24A

1. 授業の概要(ねらい)

 日本ラグビーフットボール協会が定めるコーチシステムにのっとり、正しいラグビーの理解とともに指導者としての心構えと留意点を正しく理解し、よりよい選手を育てるための指導法の理解を会得する。尚、本講義を修了したものは、(財)日本ラグビーフットボール協会が認定する「スタートコーチ」の資格を得ることができる。
 <授業の概要>
  ラグビーゲームの中の基本的な考え方と攻防の理解・それに対する指導法・安全対策。

2.
授業の到達目標

 1.ラグビーにおける、指導者の役割・責任を理解する。
 2.対象者に対してどのような配慮が必要かを習得する。
 3.十分な安全対策を取れる指導計画・指導が作成でき行えることを習得する。
 4.より良い指導者になるためには何が必要か習得する。

3.
成績評価の方法および基準

 1.レポート(3回)  45%
 2.計画書作成    25%
 3.実技内容     20%
 4.その他      10%
 5.資格認定の授業となりますので、講義・実技を含め出席重視となりますのでご注意下さい。

4.
教科書・参考書

 (財)日本ラグビーフットボール協会『新スタートコーチ資格認定講習会』資料
 『JRFUコーチングの指針』テキスト・資格登録料 ¥3,000必要となります。(資格認定必要者)

5.
準備学修の内容

 1.スポーツの理解してください。
 2.ラグビーというスポーツの特性を理解してください。
 3.ラグビーの傷害を考えてください。
 4.指導者としての資質を考えてください。

6.
その他履修上の注意事項

 1.指導者になるための講座ですので受動態ではなく、自らが積極的に学ぶという姿勢を望みます。
 2.ラグビーというスポーツの正しい理解と、指導方法・安全性を理解していただきたいと思います。
 3.1回目から15回まで提示してありますが、受講生諸君の理解度・習熟度・習得度によって変更・追加・修正がある場合があります。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業ガイダンス  基本的な捉え方
【第2回】
 ラグビー憲章について
【第3回】
 日本ラグビーの一貫指導体制について
【第4回】
 ラグビーゲームの基本的な考え方と攻防の目的
【第5回】
 指導のアウトライン
【第6回】
 安全対策(リスクマネージメントと対処の仕方)
【第7回】
 コーチの役割と年代別指導のあり方
【第8回】
 練習についての考え方①(べーシックスキルについて)
【第9回】
 練習についての考え方②(ユニットスキル、チームスキルについて)
【第10回】
 練習についての考え方③(環境、天候等安全対策の面から)
【第11回】
 指導者としての心構え①(年代別、男女別等)
【第12回】
 指導者としての心構え②(段階別指導法について)
【第13回】
 指導計画作成(対象、レベル別に分け実際に指導計画を作成)
【第14回】
 ジェントルマンシップ(いま問われる選手像及び指導者像)
【第15回】
 総合評価