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授業の概要(ねらい) |
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応用演習Ⅰの学修成果の上に立って、より深い専門分野に関する知識の習得と応用力を高めるための基盤作りが本授業のねらいである。具体的な学習の内容は、学校体育・生涯スポーツ・ダンスをめぐる現状課題を整理し、課題に関わる先行研究を精読しながら、研究の方法や解読する技能を身につける。その後、グループワーク形式授業にて興味・関心のある課題を設定し、収集した先行研究の要約を発表すると共に、討議の発題をする。発表内容について意見交換・討議を行い、設定課題についてレポートにまとめ、個人の卒業研究のテーマを見つける。
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2. |
授業の到達目標 |
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①学校体育・生涯スポーツ・ダンスをめぐる現状課題を整理し、課題に関わる先行研究を精読しながら、研究の方法や解読する技能を身につける。 ②設定した課題に関連する文献や先行研究を要約し、論理的に説明することができる。 ③意見交換や討議の中で自分の意見を積極的に発言することができる。 ④学校体育・生涯スポーツ・ダンスに関わる事象から卒業研究につながる個人のテーマを見つけることができる。
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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成績評価の割合: 授業内課題50%[適切な学習課題の設定、情報の収集(文献・資料の解読)、整理・分析(情報活用と論理的思考)、英語・外国語の解読]、グループワーク課題・プレゼンテーション30%、期末試験・レポート20% 欠席は1回につき5点の減点とする。遅刻、見学、早退も減点の対象となる。(初回講義で説明する)
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4. |
教科書・参考書 |
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参考文献『舞踊学講義』(1991)舞踊教育研究会編。大修館書店発行 その他、適宜印刷資料を配付する。参考DVDなどを鑑賞する。
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5. |
準備学修の内容 |
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興味・関心のある分野についての文献や先行研究の収集、またワークショップや公演鑑賞など、機会があれば積極的に参加して見聞を広めること。
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6. |
その他履修上の注意事項 |
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・主体的に学習し、積極的に発言することを期待する。 ・予定されたプレゼンテーションは責任を持って準備を行い、資料の提出期限を守ること。 ・講義毎の資料はファイリングして整理し、レポート作成に備えること。 関連科目: エアロビックダンスエクササイズ実習Ⅰ.Ⅱ、エアロビックダンスエクササイズ概論、スポーツ方法実習Ⅰ(ダンス)
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7. |
各回の授業内容 |
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【第1回】 | オリエンテーション シラバス・授業内容の説明、学習の進め方 | 【第2回】 | 学校体育・生涯スポーツ・ダンスをめぐる現状と課題 | 【第3回】 | 学校体育・生涯スポーツ・ダンスをめぐる課題の整理 | 【第4回】 | 学校体育・生涯スポーツ・ダンスに関する国内、国外の研究論文の精読①(文献的研究) | 【第5回】 | 学校体育・生涯スポーツ・ダンスに関する国内、国外の研究論文の精読②(統計的研究) | 【第6回】 | 研究論文・文献検索の方法 | 【第7回】 | グループワーク① グループ編成、課題の設定 | 【第8回】 | グループワーク② 文献収集とまとめ方 | 【第9回】 | プレゼンテーションと意見交換・討議① | 【第10回】 | プレゼンテーションと意見交換・討議② | 【第11回】 | プレゼンテーションと意見交換・討議③ | 【第12回】 | プレゼンテーションと意見交換・討議④ | 【第13回】 | プレゼンテーションと意見交換・討議⑤ | 【第14回】 | 学校体育・生涯スポーツ・ダンスをめぐる今後の展望、卒業研究テーマの設定 | 【第15回】 | まとめ レポート作成 |
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