Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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スポーツ指導者の基礎 II 緒方 貴浩
選択  2単位
【経営】 17-1-3074-4449-08A

1. 授業の概要(ねらい)

 日本体育協会公認スポーツ指導者養成プログラムに準拠し、スポーツ指導者としての基礎的知識と技能について講義する。

2.
授業の到達目標

 ①スポーツ指導者の本質について理解する。
 ②スポーツ指導者に必要な基礎的知識を習得する。
 ③スポーツの普及発展に貢献するスポーツ指導のあり方について理解する。

3.
成績評価の方法および基準

 (公財)日本体育協会公認ライセンスの資格認定テストを兼ねているため成績の評価は、下記の基準で行います。
 ・総授業時間数の80%以上の出席が必要。
 ・試験採点結果が60%以上の得点が必要。
 ・授業参加状況、小テスト等を加味する。

4.
教科書・参考書

 ・『公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅲ』(公益財団法人 日本体育協会)
 ・『公認スポーツ指導者養成テキスト 共通科目Ⅰ・Ⅲ ワークブック』(公益財団法人 日本体育協会)
 ※ワークブックの提出を3回以上実施するため、テキストおよびワークブックは必ず購入すること

5.
準備学修の内容

 ・これまで自分が受けてきたスポーツ指導について振り返り考察する。
 ・部やサークル、スポーツ活動において、指導的役割を積極的に行う。
 ・スポーツ指導に関する情報・問題を日常的にメディア等でチェックする。

6.
その他履修上の注意事項

 ・スポーツ指導者として、規範的意識と態度を心がけること。
 ・問題意識を持って主体的に取り組むこと。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業ガイダンス
 指導者として理解すべきジュニア期のスポーツ指導とスポーツの心理的作用について学習することを説明する。
【第2回】
 競技者育成プログラムの理念(発育発達期のプログラム)
 発育発達期のプログラムを含んだ一環育成プログラムとして取り扱う。
【第3回】
 スポーツ活動の怪我・疾病(発育発達期に多いケガや病気)
 発育発達期でのケガや病気についても取り扱う。
【第4回】
 スポーツと栄養(発育発達期の身体的特徴)
 パフォーマンスの発揮と発育発達で必要となる栄養について触れる。
【第5回】
 発育発達期の身体的・心理的特徴(発育発達期の身体的特徴、心理的特徴)
 スポーツ活動を通じた発育発達期での身体的・心理的特徴について取り扱う。
【第6回】
 発育発達期の障害と発育発達期のプログラム(発育発達期に多いケガや病気 発育発達期のプログラム)
 発育発達期に特徴的に発症するスポーツに関するケガや病気について取り扱う。
【第7回】
 地域におけるスポーツ振興(発育発達期の身体的特徴、心理的特徴 発育発達期のプログラム)
 発育発達期の身体的特徴、心理的特徴を踏まえたスポーツプログラムを取り扱う。
【第8回】
 地域におけるスポーツクラブの機能と役割(発育発達期のプログラム)
 地域活動における発育発達期のスポーツプログラムを取り扱う。
【第9回】
 スポーツ指導者の役割(指導者のメンタルマネジメント)
 体力トレーニングとメンタルマネジメントについて指導する者の役割に触れる。
【第10回】
 体力の概念(メンタルマネジメント メンタルトレーニング)
 広義の体力の概念に触れ、マンタルマネジメントについて取り扱う。
【第11回】
 トレーニングの種類と進め方(メンタルマネジメント スランプの対処法含む)
 心身のトレーニングとして、メンタルトレーニングについても取り扱う。
【第12回】
 スポーツと健康(メンタルマネジメント あがりの対処法を含む)
 心身のトレーニングとして、メンタルトレーニングについても取り扱う。
【第13回】
 スポーツ活動の安全管理(メンタルマネジメント プレッシャーの対処法含む)
 スポーツ活動における心身への影響について取り扱う。
【第14回】
 スポーツの指導計画(指導者のメンタルマネジメント)
 スポーツにおける心身の発達に応じた指導計画を作成する上での配慮事項を含む。
【第15回】
 まとめ、テスト
 ジュニア期のスポーツ指導とスポーツの心理的作用について学習したことを振り返りまとめる。