Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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スポーツ方法実習(柔道) I 穴井 さやか
選択  1単位
【教育文化】 17-1-3074-4502-06A

1. 授業の概要(ねらい)

 日本の伝統文化である武道は、平成24年度より保健体育科で「武道必修化」となり全国の公立中学校でも実施されている。また、柔道を選択している学校は全国で66%に及ぶともいわれており、教員採用試験もあわせて、教員を目指す学生は、基本動作や技術を示範できることが必要となる。
 本講義では、経験者、未経験者問わず、伝統文化である柔道の歴史を知り、基本となる動作や受身、投げ技、固め技の習得を重点において学習する。

2.
授業の到達目標

 ・柔道の基本技術や基本動作、礼儀作法を正しく実践することができる。
 ・柔道の専門用語を理解する。
 ・柔道の基本的技術の要点を説明することができる。

3.
成績評価の方法および基準

 ・授業への出席、取り組み(向上心を持った積極的な取り組み)(50%)
 ・授業への省察(10%)
 ・実技試験(40%)
 ※ただし、授業回数の3分の2以上の出席者を評価の対象とする。

4.
教科書・参考書

 テキスト:使用なし。適宜、必要な場合は配布。

5.
準備学修の内容

 ・実技科目のため、毎時限、体調管理には十分注意する。

6.
その他履修上の注意事項

 ・スポーツ方法実習(柔道)Ⅰ・Ⅱは続けて履修することを望む。
 ・柔道衣を所持していない学生については、ガイダンスにて購入の説明をする。
 ・その他の申し合わせ事項についてはガイダンスの際に説明する。
 ・貴重品は各自責任を持って管理する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス(授業の進め方、約束事項の確認)
【第2回】
 基本動作①(柔道衣の着方、帯の結び方、礼法、姿勢、足さばき)
【第3回】
 基本動作②(受身:後受身、横受身、前受身)
【第4回】
 基本動作③(受身:前回り受身)
【第5回】
 第2回~第4回の復習、確認
【第6回】
 基本動作④(崩し、つくり、掛け)
【第7回】
 投げ技①(大内刈り・支え釣り込み足)
【第8回】
 投げ技②(払腰)
【第9回】
 投げ技③(背負い投げ)
【第10回】
 第7回~9回の復習、確認
【第11回】
 基本動作⑤(寝技の基本動作)
【第12回】
 固め技①(袈裟固、崩れ袈裟固~逃げ方)
【第13回】
 固め技②(横四方固、上四方固~逃げ方)
【第14回】
 第12回~第13回の復習、確認
【第15回】
 実技試験、授業のまとめ