Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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スポーツ方法実習(柔道) II 穴井 さやか
選択  1単位
【教育文化】 17-1-3074-4502-07A

1. 授業の概要(ねらい)

 本授業では、柔道の応用技術についての習得を目標とする。具体的には、スポーツ方法実習Ⅰで身に付けた技能をより正確に完成させていくこと、その技能を活かして、攻防の練習や反復練習、模擬試合などを経験しながら、柔道のルール、審判規定などの理解を深めていく。
 また、技の原点でもある柔道の形種目も学び、初段の取得に活かすことも取り組んでいく。

2.
授業の到達目標

 ・技の名称と動きが一致し、相手の動きに応じて技の攻防を展開することができる。
 ・柔道の試合規則、審判法について説明することができる。
 ・初段取得に必要な基本動作、投げの形、試合形式の実戦ができる。

3.
成績評価の方法および基準

 ・授業への出席、取り組み(向上心を持った積極的な取り組み)(50%)
 ・授業への省察(10%)
 ・実技試験・筆記試験(40%)
 ※ただし、授業回数の3分の2以上の出席者を評価の対象とする。

4.
教科書・参考書

 テキスト:使用なし。適宜、必要な場合は配布。

5.
準備学修の内容

 ・実技科目のため、毎時限、体調管理には注意する。
 ・スポーツ方法実習(柔道)Ⅰを履修していることが望ましい。

6.
その他履修上の注意事項

 ・柔道衣を所持していない学生については、ガイダンスにて購入の説明をする。
 ・その他の申し合わせ事項についてはガイダンスの際に説明する。
 ・貴重品は、各自責任を持って管理する。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス(授業の進め方、約束事項の確認)
【第2回】
 基本動作①(礼法、試合の礼法、受身、足さばき)
【第3回】
 約束稽古(打込み、投込み)
【第4回】
 返し技(大内刈り、大外刈り、払腰)
【第5回】
 第2回~第4回の復習
【第6回】
 柔道の規則と審判法①
【第7回】
 柔道の試合と審判法②
【第8回】
 投げの形①(手技~浮落、背負い投、肩車~)
【第9回】
 投げの形②(腰技~浮腰、払腰、釣込腰~)
【第10回】
 投げの形③(足技~送足払、支え釣り込み足、内股~)
【第11回】
 投げの形④(連続)
【第12回】
 第8回~第11回の復習
【第13回】
 柔道における安全管理
【第14回】
 実技試験(投げの形、試合)
【第15回】
 授業のまとめ、筆記試験