Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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スポーツ運動学(運動方法学を含む) 細川 史裕
選択  2単位
【教育文化】 17-1-3081-4507-08A

1. 授業の概要(ねらい)

 「運動の構造・成り立ち」を理解し、学校の教育現場やスポーツの指導現場で必要な「運動の見方・観察・考え方・アドバイス」のスキル向上を目指した講義とする。

2.
授業の到達目標

 それぞれの学生が関わる競技において「授業内で得られる知識」を応用し,指導者として動きの「観察から的確なアドバイス」までを行うことが出来るようになる。

3.
成績評価の方法および基準

 以下の項目を満たしたうえで、総合的に評価。
 総授業時間数の80%以上の出席が必要。
 試験採点結果が60%以上の得点が必要。
 小テスト、レポート等を加味する。

4.
教科書・参考書

 授業内にて指示

5.
準備学修の内容

 次週の講義テーマやコーチングに関する情報を、書籍やメディア等でチェックする。

6.
その他履修上の注意事項

 授業内ではグループディスカッションを多く取り込むため、より積極的な授業参加を求める。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス:講義の概要と方向性
【第2回】
 スポーツ運動学とは:スポーツ運動学の概念と目的
【第3回】
 運動の分類:運動効果や運動原理による運動の分類
【第4回】
 運動の内観:運動の内観を引き出すために
【第5回】
 運動の観察1:自己観察と他者観察
【第6回】
 運動の観察2:指導者が身につけるべき能力
【第7回】
 運動協調1:運動の局面構造、運動のリズム、伝導
【第8回】
 運動協調2:運動の流動、弾性、先取り、正確性、調和
【第9回】
 習熟位相:運動の発生から最高精協調にむけての段階
【第10回】
 運動のコツ:運動の「コツ」と「勘」
【第11回】
 運動の発達1:運動スキルとスポーツスキルの違い
【第12回】
 運動の発達2:運動スキルとスポーツスキルの関係性
【第13回】
 運動指導の計画と管理:授業で得られた知識を基に、指導の計画と管理の立案を行う
【第14回】
 講義のまとめ
【第15回】
 まとめとテスト