1. |
授業の概要(ねらい) |
|
この科目では、レファレンスサービスについて学びます。前半は、レファレンスを図書館員と利用者と情報源とのコミュニケーションと捉える基本的視点、利用者の情報ニーズを満たすためのサービスとして捉える視点を踏まえながら、受け入れ態勢からフォローアップに至るまでのレファレンスプロセスを学びます。レファレンスサービスが情報環境の変化に伴い、利用者教育、発信型サービスへと範囲を拡大していることも学びます。後半は、レファレンスサービスで利用する情報源について情報の生産と流通の側面から理解したのち、各種のレファレンスツールの特徴と使いかたを学びます。
|
2. |
授業の到達目標 |
|
・図書館における情報サービスの種類と内容を説明できるようになる。 ・レファレンス・サービスを行うためのレファレンスツールの名称と使い方を説明できるようになる
|
3. |
成績評価の方法および基準 |
|
レポート(30%)、試験(70%)。ただし、欠席4回以下、すべてのレポートの期限内の提出を、試験の受験の条件とします。レポートの提出のみ、試験受験のみなどは認めません。
|
4. |
教科書・参考書 |
|
市古みどり編著『資料検索入門』慶應大学出版会 2014
|
5. |
準備学修の内容 |
|
図書館概論、図書館サービス論で学習した内容について復習しておくこと。
|
6. |
その他履修上の注意事項 |
|
第1回目のオリエンテーションは、授業の進め方や成績評価方法を説明するので必ず出席すること。 図書館概論、図書館サービス論を事前に受講していることが望ましい。
|
7. |
各回の授業内容 |
|
【第1回】 | オリエンテーション | 【第2回】 | 情報サービスの定義・構成要素について学ぶ | 【第3回】 | レファレンスサービスについて学ぶ | 【第4回】 | レファレンスプロセスとレファレンスインタビューについて学ぶ | 【第5回】 | レファレンスサービスの評価について学ぶ | 【第6回】 | 発信型サービス・情報リテラシー教育について学ぶ | 【第7回】 | 情報源の種類と特徴について学ぶ | 【第8回】 | レファレンスツール(書誌・索引・目録)について学ぶ | 【第9回】 | 図書の検索について学ぶ | 【第10回】 | 辞書・事典類の検索、事実情報の検索について学ぶ | 【第11回】 | 雑誌記事の検索について学ぶ | 【第12回】 | 新聞記事の検索について学ぶ | 【第13回】 | 政府刊行物(統計・白書、法令・判例)の検索について学ぶ | 【第14回】 | インターネット情報源の検索と、情報の評価について学ぶ | 【第15回】 | まとめと振り返り |
|