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授業の概要(ねらい) |
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今日の産業社会は日々大きく変化し、10年後には現存の産業・ビジネス手法の半分が新しいビジネスに入れ替わるということも予測されている。lot・AIなど機械が人に代わって仕事をこなす時代に突入している。これらの事例を取り上げ将来の「人と仕事」について深く考えていく。 また、ビジネス社会で必要とされる理論・実践的知識および技能を身につけ、社会に貢献できる人財を育成することを目的とする。社会に出て活躍するには自分のキャリアプランを発展・成長させていく必要があるため、今までの「日常生活習慣」を変えることからスタートし、良好な「習慣」を身につけることが大事である。それにはそれを基盤にして社会・企業人に必要な「教養とスキル」を修得していくことがポイントとなる。 今日の企業・社会が求める能力は、自分の頭で考えて問題・課題点を発見し、その解決策を見出し、第三者に提案・説得する能力である。 最近の調査による企業人事責任者が新人に求める能力は「コミュニケーション・挑戦・主体的行動」能力であるため、失敗を恐れずに主体的に挑戦する力、課題発見力、伝える力、チームワーク力、企画提案力の5点を“楽しく学ぶ”ことを目標としたい。
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2. |
授業の到達目標 |
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(1)社会に対する関心の向上(国内外の産業・企業・ビジネス手法の動向、時事問題) (2)社会人としての基本的心得の向上(挨拶、思いやり、協調性、良好な人間関係づくり) (3)社会人基礎力の向上(傾聴力、対話力、伝える力、プレゼン力)
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3. |
成績評価の方法および基準 |
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授業への参加・取り組み度を30%、期末試験・レポート結果を70%として総合的に評価する。興味を持った産業実務の自主研究を発表(プレゼンテーション)した学生には成績加点する。
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教科書・参考書 |
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『伝える力』1・2 池上彰著(PHPビジネス新書) 『まんがと図解でわかる7つの習慣』スティーブン・R・コヴィー著(宝島社)
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準備学修の内容 |
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テレビのニュース・報道番組を見ること。前週に情報収集(書籍・専門誌・インターネット等から)の内容を連絡するので、準備して授業に臨むこと。
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その他履修上の注意事項 |
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この授業は“楽しく学ぶ”ことをモットーにしたい。そのため講義は一方的にならないようにするため、積極的な発言・発表を望む。大学で「何を・どのように学び自分自身を成長させたらよいか」についても、その都度指導していきたい。「考える→自分の言葉で表現する」訓練をすることによって社会人基礎力を育成する。 就職活動に活かせる事例を多く取り入れ指導していきたい。
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各回の授業内容 |
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【第1回】 | 授業概要説明 | 【第2回】 | 新聞・ネット情報の読み方と活用の仕方(1) | 【第3回】 | 新聞・ネット情報の読み方と活用の仕方(2) | 【第4回】 | 国内外の産業・企業動向の収集・研究(1) | 【第5回】 | 国内外の産業・企業動向の収集・研究(2) | 【第6回】 | 国内外の産業・企業動向の収集・研究(3) | 【第7回】 | 国内外の産業・企業動向の収集・研究(4) | 【第8回】 | 国内外の産業・企業動向の収集・研究(5) | 【第9回】 | 日常の生活習慣を良好な習慣に変える | 【第10回】 | 社会人基礎力向上(好感力を高め良好な人間関係をつくる方法) | 【第11回】 | 得た情報や自分の考えを効果的に伝える方法 | 【第12回】 | 効果的なプレゼンテーションの方法 | 【第13回】 | プレゼンテーション(1) | 【第14回】 | プレゼンテーション(2) | 【第15回】 | 秋期のまとめ・試験 |
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