Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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国際コミュニケーション I - I (中国語) 各クラス共通
選択  2単位
【言語科目】 17-1-9999-1643-109

1. 授業の概要(ねらい)

 中国語未経験の学生を対象に、中国語初級の授業を行います。発音、ピンインの読み方・書き方、簡体字の習得及び初歩的な文法を学ぶとともに、簡単なあいさつや日常会話を習得し、基礎的な文章を理解できるようになることをめざします。
 基本的に毎回教科書に沿って文法ポイントの解説を行なった後に本文を練習し、本文をもとに会話場面を設定して学生中心の会話練習を行い、その後トレーニング問題を解いていく形式で授業を進めていきます。
 ※注意:
 この「国際コミュニケーションⅠ‐Ⅰ」は秋学期の「国際コミュニケーションⅠ‐Ⅱ」と連続した内容なので、両方を通して受講してください。この授業は1クラスあたり50名の人数制限があり、それ以上の希望者が生じた場合は履修者を制限しますので、必ず初回の授業に出席すること。
 また、外国語学部中国語コースの学生、及び母語が中国語である学生については原則として単位履修は不許可です。単位を要件としない聴講については可とします。同様に中国語学習経験のある者は「国際コミュニケーションⅡ‐Ⅰ」か、未経験の語学を選択してください。
 この授業では声を出して発音練習・対話練習するなどの実践的訓練が主ですので、発音練習などは毎回当たるものと考えてください。

2.
授業の到達目標

 ・声調の感覚及び正確な発音と、中国語の発音記号:ピンインを習得すること。
 ・基本的なフレーズを身につけ、挨拶や自己紹介など初歩的なコミュニケーションができるようになること。
 ・ことばの学習を通して、中国語的な表現を理解する。

3.
成績評価の方法および基準

 中間テスト・期末試験を70%、授業内の小テスト及び授業への積極的な参加などの平常点を30%として総合的に評価します。詳細は授業初回に担当教員より説明します。

4.
教科書・参考書

 『自然に身につく基礎中国語』劔重依子・杜金楓 著、朝日出版社
 今学期は上記教科書を徹底的に利用してください。学習の進歩に伴い中国語の学習のコツなどについての本は適宜紹介していきます。

5.
準備学修の内容

 授業前に教科書付属の音源を活用して発音練習をします。本文及び文法ポイント例文の意味を調べ、トレーニング問題の答えをノートに書いてください。授業後は学んだ単語や例文を繰り返し音読し、手で書き復習し、覚えていってください。

6.
その他履修上の注意事項

 中国語の場合、学習開始早々の発音の習得が初級における唯一にして最大の難関です。また語学の勉強は練習量に比例するので、授業への出席は必須であり、加えて毎回の予習復習が不可欠です。授業時間だけでは練習量が不足するので、教科書付随音源を活用し、今学期は特に授業時間外の音読を繰り返し練習してください。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 ガイダンス、発音体験
【第2回】
 発音練習①:単母音、声調(第一課)
【第3回】
 発音練習②:子音①・複母音(第二課)
【第4回】
 発音練習③:子音②・鼻母音、数字の読み方(第三課)
【第5回】
 発音練習④:声調の変化、挨拶ことば(第四課)
【第6回】
 発音総まとめ
【第7回】
 第五課 基本文型、名前の訊ね方・答え方
【第8回】
 第六課 動作の構文
【第9回】
 応用練習
【第10回】
 中間復習
【第11回】
 第七課 所有の表現、指示代名詞、数の数え方
【第12回】
 第八課 年・月・日・曜日の表現、選択疑問文
【第13回】
 第九課 時刻の表現、数量表現、形容詞の構文
【第14回】
 応用練習
【第15回】
 総まとめ
 *教員によって授業進度は多少の変動があります。