Web Syllabus(講義概要)

平成29年度

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社会を生きる 梶ヶ谷 穣
選択必修  2単位
【教育文化】 17-1-1334-4777-03

1. 授業の概要(ねらい)

 この授業は現実の社会で生起する様々な社会問題を取り上げ、その論点を明らかにし、また互いに討論することなどにより理解し把握することを目的とする。社会には様々な問題があり、その解決は決して容易ではない。しかし、社会にいきる私たちはその問題解決に取り組まねばならない。様々な社会問題を通して、どのような解決策が考えられるのかをともに考えていく科目である。

2.
授業の到達目標

 ・社会問題を考察する際に重要となる基礎的な知識を習得すること。
 ・社会問題に対して関心を高め、新聞をはじめとして各種の資料を活用して自らの意見を発信するとともに他者と積極的に議論できるようになる。

3.
成績評価の方法および基準

 ・授業における各種課題・レポート(50%)、授業における発言や討論(20%)、授業における小テスト(30%)を基準にして評価する。

4.
教科書・参考書

 参考書∶『ニュースがわかる基礎用語 2017年版』清水書院・編集部編、
     『高等学校 学習指導要領解説 公民編』文部科学省・著作  教育出版・発行

5.
準備学修の内容

 次回の授業内容の予習と、さらに発表・討論についての事前準備を行うこと。

6.
その他履修上の注意事項

 授業では多種多様な社会問題を扱います。また、討論(ディスカッション)も積極的に行うので、是非、授業には積極的に参加して下さい。

7.
各回の授業内容
【第1回】
 授業内容のオリエンテーションと、「社会」へのアプローチについて。
【第2回】
 現代社会への歩み⑴ ―現代社会を鳥瞰しよう!
【第3回】
 現代社会への歩み⑵ ―現代社会を政治や法の歴史から把握しよう。
【第4回】
 現代社会への歩み⑶ ―現代社会を経済の視点から把握しよう。
【第5回】
 社会を政治・「法」、人権分野から考える。⑴ ―日常生活を「政治」とのかかわりで考察・把握する。
【第6回】
 社会を政治・「法」、人権分野から考える。⑵ ―日常生活を「法」とのかかわりで考察・把握する。
【第7回】
 社会を政治・「法」、人権分野から考える。⑶ ―日常生活を「人権」とのかかわりで考察・把握してみよう。
―「いじめ」の問題など。
【第8回】
 社会を政治・「法」、人権分野から考える。⑷ ―日常生活を「人権」とのかかわりで考察・把握してみよう。
―「難民」の問題など。
【第9回】
 社会を経済の視点から考える⑴  私たちの経済生活の諸問題・課題を考察・把握してみよう。
―「市場」の問題など。
【第10回】
 社会を経済の視点から考える⑵  私たちの経済生活の諸問題・課題を考察・把握してみよう
―「金融」・「財政」の問題など。
【第11回】
 社会を経済の視点から考える⑶  私たちの経済生活の諸問題・課題を考察・把握してみよう
―経済の諸課題について。
【第12回】
 日常生活での「社会問題」を考える⑴  ―少子高齢化による課題・問題。
【第13回】
 日常生活での「社会問題」を考える⑵  ―資源・環境問題について。
【第14回】
 日常生活での「社会問題」を考える⑶  ―雇用や貧困、労働問題について。
【第15回】
 まとめと「振り返りテスト」